株式会社イトナブ と tsumikiの連携事業として、2022年より始まったプログラミングスクール「ナブかつLAB in 利府町」は、今年で3期目を迎えます。
3期生「Webサイト作成」コース
3期生の3回目講座は、8月3日(土)tsumikiを会場に行われました。
3期生の講師は、イトナブのクックさんです。
■タイムテーブル
9:30 タイピング練習
10:30 プログラミング基礎講座
11:30 休憩(10分)
11:40 プログラミング基礎講座再開
12:30 終了
まずは、1,2期生も必ず行うという恒例のタイピングトレーニング。本講座では、web上でタイピングが練習できるe-typing(無料)を使用します。e-typingではタイピング後に、タイプの速さと正確さが反映されるスコアが表示されます。参加者はスコアが上がるように、集中してタイピングを行いました。
タイピング後はみなさん「疲れた~」と脱力しながらも「ゲーム感覚で楽しいですね」と、笑顔で会話する様子も見受けられました。
3回目の講座内容は、ウェブページ作成の前段階、プログラミングの基礎知識を身に着けます。ウェブページに動きをつけるために使用するJava Scriptというプログラミング言語を学習しました。
Java Scriptを用いると以下のようなことができます。
・フォームに入力した内容をサーバーに送信する
・ボタンを押したら、画像を切り替える
・いいねボタンを押したら、いいねの数が増える
・マウスを動かしたら、画像を移動する
どれもインターネット上でよく目にする大切な動きですね
あらかじめ、講師が用意したプログラミング言語を打ち込んで、簡単なウェブページを作ってみました。
3期生は、20代の若者から年配の方まで7名。幅広い年齢層なのが特徴的です。参加者のほとんどがプログラミング未経験で、不安と期待を持ち合わせながらの受講です。
講座の中では、解からない点を積極的に質問する姿勢あり、若い世代が年配の世代を手助けするなど、参加者同士の交流も見受けられました。
自己紹介サイトを作ることがゴールの本講座。プログラミング未経験から始まる参加者の成長が楽しみです。
1・2期生「Webアプリプログラミング」コース
午後からは、1、2期生合同の「Webアプリプログラミング」講座を行いました。講師は2期生を担当した、ずみやんさんです。
よっつさんから、Webページを作って公開するときに役立つお話をしていただきました。
この講座でWebサイトを作る際、目に見えるHTML、それに彩りを加えるCSSと動きを与えるJavaScriptを用いて作成します。その際に使う「reset.css」は、ブラウザごとに異なるデフォルトスタイルを打ち消し、デザインのベー スとなるスタイルを統一するためのCSSファイルです。
実はブラウザには、それぞれ独自のCSSが適用されています。
Google ChromeやMicrosoft Edge、FireFox、Safariなど、みなさんが使っているそれぞれのブラウザにそれぞれのCSSが施されています。
何も手を付けないと、ページの余白やヘッダーの高さなど(誤差程度の違いかもしれませんが)独自CSSのせいで「どのブラウザでもデザインが統一されたWebサイト」を作ることができません。
そこで活躍するのが「reset.css」です!
これを用いることで、不要な装飾や余白をリセットし、デザインの土台を築き、意図したデザインを表現しやすくなります。
2期生は、久しぶりに慣れ親しんだずみやんさんと、Webページ作成のアイディア練り。
1期生は、よっつさんとマンツーマンで新しいことへチャレンジするための相談。
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ちょと専門的な用語も出てきましたが、プログラミングスクールはこんな感じで行われています。
プログラミングスクール「ナブかつLAB in 利府町」は、2024年12月までの連続講座です。講座の様子はスタッフの松岡颯斗と酒井このはが、順次レポートしていきます。
(tsumikiスタッフ 酒井このは/松岡颯斗)