自分の口を楽器にして、櫻井響さんとボイスパーカッションで遊んだよ!

2017年、年明けすぐの1月5日。冬休み特別企画として音楽ワークショップを開催しました。講師に、利府町出身のヒューマンビートボクサー櫻井響(ROAR)さんをお迎えし、参加者と一緒にボイスパーカッションで遊びながら音楽を楽しみました。櫻井さんは、民族音楽から電子音楽まで、さまざまな声と音で音楽を創り出し、その活躍の場は世界に広がっています。

参加者は町内の小学生が14人。会場には本格的な音響設備も整い、さながらライブハウスのよう。小学生対象のワークショップでしたが、大人の見学の方も7名ほどいて、櫻井さんのパフォーマンスを楽しみにしている方が多い印象でした。

はじめに場を盛り上げてくれたのは、「りふ~ふ雑技団」の子どもたち。利府町菅谷台児童クラブに通う小学1~4年生の有志で結成されています。tsumikiのウッドデッキで、中国独楽のパフォーマンスを披露してくれました。

りふーる雑技団

▲りふ~る雑技団の子どもたち

 

櫻井さんのワークショップがスタート。自己紹介の後、音楽活動の紹介をかねて、パフォーマンスを披露してくれました。生のボイスパーカッションと、ミキサーを操り生まれる複雑な音の面白さに、会場が一気に引き込まれました。

櫻井さん演奏

▲ヒューマンビートボクサー櫻井響さん

 

ワークショップでは、櫻井さんの問いかけに子どもたちの一人ひとりが名前を答え、その声を拾って、マンツーマンで音楽を創り出しました。また、子どもたちが何人かでマイクを持って声を出し、その音を使い、櫻井さんがさまざまな音と組み合わせ、音楽ができる面白さを全員で体験しました。

櫻井さんと子とも

▲櫻井さんと音をつくって楽しむ子どもたち

 

ワークショップの合間には、利府のご実家からベーシストのお父様も駆けつけ、海にまつわる曲「All Blues」を一緒に演奏していただきました。

櫻井さんお父さん

▲櫻井さんとベーシストのお父さんの共演

 

「利府の風景を表現してみよう」と桜井さんが、風、船の汽笛の音など海のさまざまな音を、子どもたちがウミネコの鳴き声を表現しました。また、櫻井さんが小さな頃に見た利府の風景から、田んぼいっぱいのカエルが鳴き始め、空が暗くなり雨が降り始める様子を音で表現。子どもたちが「カエルのうた」の輪唱を乗せて一つの音楽を創りました。

櫻井さんからこどもたちへ「楽器が演奏できなくても、口ひとつで音楽は創れる。気軽に音楽が楽しめることを知って欲しい。そして、こんなことをやっている大人もいるんだって知って欲しい。みんなで音を創ると楽しいよね。またみんなで音楽創ろうね」とメッセージをいただきました。

子どもたちの感想は、みな口々に「楽しかった」。「名前で曲がつくれて不思議だった」「身近なものからいろんな音楽ができるのが楽しかった」と、櫻井さんの気持ちがしっかり届いたようでした。

櫻井さん全員集合

▲櫻井さんを囲んで全員集合

櫻井響さん、参加者のみなさん、ありがとうございました。

 

(文:tsumikiコーディネーター 板橋芳理)

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