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移住者と共に地域のチャレンジを加速させる「東北暮らし発見塾 利府校」


11月29日に東北への移住をテーマとした「東北暮らし発見塾 利府校」が、tsumikを会場に開催されました。復興庁が主催するこのイベントは、Fw:東北Fan Meetingとして新しい東北の創造に関心のある方の交流、情報発信、東北のファンづくりを行っています。

東北各地にスポットを当て、移住者とまちの首長がその地域の特色を生かしたテーマをもとにトークを広げてきました。オンライン(zoomミーティング)の形式なので、全国誰でもどこからでも参加することができます。

利府町は、宮城県のほぼ中央に位置し日本三景・松島の一角をなすほか、仙台市のベッドタウンとして子育て世帯など若い世代に人気がある町です。今回「利府校」では、新たな活動に挑む移住者たちの様々なチャレンジを共に加速させるためのワークショップを行いました。

▲登壇者は写真左から、利府町おもて梨園 近江貴之さん、利府町まちおこし支援協力会りふくる代表 佐藤大輔さん、モデレーターの原亮さん、熊谷大利府町長、アクセサリー作家兼tsumikiスタッフ大宮


熊谷町長は、利府のこれまでのチャレンジ、そしてご自身のチャレンジについてお話ししました。スポーツの町として、最近では、利府ラリーや流鏑馬など新たな文化を取り入れる動きがあります。

また自然が豊かな利府町であることの例として、利府梨の生産や、町長自ら養蜂を行っているという、日本ミツバチのはちみつについても話が及びました。


tsumikiスタッフの大宮は、自身のアクセサリー作家としての活動とtsumikiとの関りの中から、移住した先で女性が住みやすく、生き生きと暮らせる環境づくりが大事で、tsumikiがその拠点となっていることを話しました。


「利府をもっとおもしろくする」を合言葉に活動をしている「りふくる」は、tsumikiの交流会から生まれた団体です。利府町は、スポーツ大会やライブイベントの開催地にもなっています。

りふくるのこれまでの活動として、全国からやってくる多くのファンの方に向けた「おもてなし運動」を行ったことを発表しました。なんと、モデレーターの原さんは、そのおもてなし運動が行われたライブに参加していたとのこと、びっくりです。


利府町地域おこし協力隊の近江貴之さんは、梨農家の担い手不足の解消や、梨の生産数アップなどの今後の課題について。また自身が取り組んでいる梨廃棄ゼロを目指し商品化した「金の利府梨カレー」を紹介しました。


その後、zoomでグループごとに分かれ、移住者の話を聞いての感想、また一緒にやりたいことなどアイディア出しを行いました。


●tsumikiでやってみたいこと、こんなのあったらよいなという参加者さんからご意見。

・中高生の夢をプレゼンする場、それを聞いて大人たちが応援する場づくり
・tsumikiではこんなことやれますよ~とメニュー化し、可視化する
・地元高校生・小学生などと梨料理開発
・小商いを子供たちが学べる・実践する(キッズアニアのようなもの)


zoomで参加していた登壇者の一人、LIFULL HOME’S総研所長の島原万丈さんからは、利府町は女性の生き方の選択肢がある町であること、また文化・スポーツに重きを置くことで生まれる「遊び」の余白の充実など、利府町のこれからに期待できるのではないでしょうかとの総評をいただきました。



◎利府学校に参加して…
tsumikiを通してたくさんの方と知り合えたこと、拠点として関わることができたこと、たくさんの感謝とこれまでの歩みを改めて振り返り、ここで得た財産を嚙みしめた2時間でした。

参加してただいたみなさま、ありがとうございました。


(tsumikiコーディネーター 大宮紗妃)



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