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澄みわたる青空のもと「森のこ・あきない市」は大盛況!!

見事な秋晴れに恵まれた10月13日(日)、県民の森青少年の森を会場に、第2回の「森のこ・あきない市」が開催されました。

今年の森のこ・あきない市には、県内外でコンセプトをもって小商いをしているゲスト出店者と公募によって採択された出店者、あわせて15店舗が並び、新しいカタチの「こ・あきない市」をご来場いただいた皆さまに楽しんでいただきました。


こ・あきない市とは


「こ・あきない市」は、利府町まち・ひと・しごと創造ステーションtsumikiを会場に県内外の小商い事業者を出店者とし、2017年2月から2024年7月まで通算22回開催してきました。これまでのべ405者の小商い事業者が参加し、各々がその実績を活かして生業につなげています。

毎回の来場者数は、おおよそ300名と町内で認知されるイベントとして定着しつつあります。昨年第20回を迎えた節目にイベントの内容を見直し、tsumikiを飛び出し、外での開催を試みたのが「森のこ・あきない市」です。

▲宮城県県民の森青少年の森

今回会場となったのは青少年の森の園内です。緑豊かな郷土をつくるため、昭和44年に明治100年の記念事業として開園しました。仙台市・富谷市・利府町の2市1町にまたがっています。

▲1号展示館

江戸末期に建てられた農家づくり(かやぶき木造平屋建て・原型は仙台市岩切永野辰男氏宅)の一部を復元した建物です。

▲2号展示館

明治42年(1909)仙台市青葉区立町に建築された、建設会社(株)橋本店社屋の洋館部分で宮城県に寄贈されたものを移築復元した建物です。


出店者のコメントと写真と共に、ふりかえります


まずは、公募出店者のみなさん

▲もゆる庭[植物苗] @moyuruniwa

「環境もよく、とても気持ち良かったです」
燦燦と太陽を浴びて、心なしか植物たちも輝いていました。

▲彦雷のハニー工房[日本蜜蜂はちみつ] @oraino38

「広々とした空間での販売はとても良かった。またエントリーしたい」
多くの方に日本蜜蜂の蜂蜜を試していただき、確かな手ごたえを感じられたようです。

▲利府町刈安染めプロジェクト[染め小物] @rifucho.kariyasuzome.project

「たくさんの人々が興味を持って話を聴いてくださり、刈安染めの活動を普及することができました」
利府町の伝統的な染物を知ってもらういいきっかけとなったようです。

▲TSUMUGI COFFEE ROASTERY[コーヒー] @hirarin_natsu

「自然の中での出店が楽しかったです!」
会場でも一際目立っていた自転車ブース。興味津々なお客さまもいたようです。

▲彩りの住処[キャンドル・生花・ドライフラワー] @irodori_no_sumika

「写真撮ってもいいですか?というお声もあり嬉しかったです」
試行錯誤の末に世に送り出している作品を生き生きと紹介している姿が印象的でした。

▲memememe múm[絵本・雑貨] (BO BOOKS/LAWN/iki/WALTZ) @mememememum

「いいお客さまばかりでした!!」
様々なセレクトアイテムをお子様と一緒にご覧になるお客さまが多かったようです。


つづけて、ゲスト出店者のみなさん

▲biscco[古着] @biscco288

「いろいろな方々とコラボした商品づくりや出店をしていきたい」
横のつながりが生まれるこ・あきない市ならではの言葉をいただきました。

▲pique-nique[カフェ] @pique_nique2023

「今回2回目です。大変楽しく出店させていただきました」
昨年に引き続き出店していただいたピキニキさん。今年もこだわりのメニューでおなかを満たしてくれました。

▲HELLO HELLO[布物] @hello.shiho2

「森の中での出店、そしてワークショップができたことがとっても楽しかったです!」
昨年に引き続き、HELLO HELLOさんには会場を華やかに飾っていただきました。

▲めぐりごと.×気仙養蜂[布物/蜂蜜・蜜蝋の手仕事品] @megurigoto.8

「とてもいい天気の中、沢山のお客さまが楽しそうにしていらしてうれしかったです!」
あたたかな手仕事品を手に取る方が多く、楽しそうにお話されていました。

▲haryuu[ドライフラワー] @haryuu_f.1222

「また森の中で楽しく過ごせました!」
森とドライフラワーは相性が良く、手に取る方も多かったようです。

▲HELLOHELLO×めぐりごと×haryuuの「カケラあそび」ワークショップでは、大人も子どもたちも無心になってカケラをつむぎあわせていました。

▲発酵素材[暮らしの道具・古道具] @hakko_sozai

「のんびりとした雰囲気がとても好きですので、来年もぜひ参加させていただければと思っております」
出店者のみなさんがのびのびと楽しく過ごせるから、きっと会場全体が優しい空気に包まれるのでしょうね。

▲sowaka[海のかけら装身具・オブジェ] @naturegift.sowaka

「天気も良く気持ちの良い場所で出店できたことに感謝いたします」
洋館の中でも特に陽の光が優しく入る場所で、多くのお客さまとお話されていました。

▲上杉農園樹の下[野菜のキッシュ・ジャム] @uesuginoki2019

「とても楽しく過ごすことができました。一緒にきた娘もとても楽しんでいました!」
親子でご出店してくださり、お子さんも飽きることなく1日を楽しんでくださったようです。

▲kocci[焼き菓子] @koccibyspica

「外も中もお客様がゆっくりと楽しくお店を回っていて、販売する側も楽しく出店できました」
kocciさんの焼き菓子も大好評で、連休中のおやつにと多くの方にご購入いただきました。


会場をより豊かに彩ってくれたみなさん


会場では、出店者のほかにもご協力をしていただいた方々をご紹介します。

NPO法人宮城県森林インストラクター協会

竹とんぼづくりのワーショップは、子どもにも大人にも大人気。
作った後、広い芝生の上で思い思いに飛ばして遊んでいました。

真栄工芸株式会社

tsumikiにベニアハウスを設置してくださったり、工場見学ツアーにご協力いただいたりしています。
今回はオリジナルのスパイシーモルックをお借りし、楽しい時間を彩っていただきました。

▲tsumikiスタッフ酒井(写真右)率いる学生バンド

会場BGMは彼らが生演奏して、会場に華を添えてくれました。
小さいお子さんは楽器に興味津々で、急遽体験会も行っていて、和やかな空気が流れていました。
▲tsumikiブース

じつは洋館の一室でtsumikiもブースを出していました。
「つみきのキモチ」などフリーペーパーの設置や書籍の販売をしておりました。


見事な秋晴れに恵まれた一日。
昨年より多い1,000人を超える方々に、ご来場いただきました。
お客様だけでなく、出店者のみなさまにもお楽しみいただけたようで、まだまだ拡がる可能性を感じました。

「まちのヒトをつなぎ、まちにシゴトを創り、まちを変える」。tsumikiの原点を再確認しつつ、これからも新しい試み仕掛けていきたいと思っています。


森のこ・あきない市

◆日時:2024年10月13日(日)10:30-15:30
◆会場:宮城県県民の森青少年の森
 〒981-0121 宮城県宮城郡利府町神谷沢字菅野沢41
県民の森青少年の森⇒HP

■ディレクション:鈴木朝美(spica) @panshigoto_spica
■会場デザイン:衣食住ユニットすまい @smy__2020
■写真撮影:イタリーさとう @italysato
■協力:宮城県県民の森

■企画・運営:一般社団法人Granny Rideto
■主催:利府町


(tsumikiコーディネーター 三品政人)



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