日常に感謝し集う「キャンドルがつなぐ夜」


東日本大震災から12年となる2023年3月11日。tsumikiで「キャンドルがつなぐ夜vol.3」が開催されました。

4年ぶりの開催となった「キャンドルがつなぐ夜」。
第1回は、2019年3月に行われ「日常。ひと、もの、ことに感謝する日」として、tsumikiに灯したキャンドルのもとにみんなが集まりました。

それからコロナ禍を経ての開催。tsumikiのウッドデッキは、4年振りにキャンドルの灯に彩られました。


●3月11日(土)快晴
黙祷。14:46分の時報に合わせ、出店の準備の手を止め祈りました。


\くらしの部 15:00から穏やかにスタート/


キャンドルがつなぐ夜の主旨に賛同した出店者が集合。
第1回目の参加者さんが数多く出店しました。

▲仙台から参加のSUNNY SITE COFFEEさん
▲第1目より出店している移動雑貨店nicherさん
▲第1回目ではまだ生まれていなかった娘さんと出店したdes bisousさん。セレクトしたお花は人気であっという間に完売
▲NPO法人ふうどばんく東北AGAINさんは、災害時に配られたあの時を思い出し、あたたかいスープとご飯を配布
▲くらしの部では、お子さんも参加しやすいワークショップも実施


\ひかりの部 17:00 スタート/


点火宣言!KeitaCandleさんがウッドデッキに並べられた、約200本のキャンドルに火を灯しました。

▲4年振りの開催を感謝と共に
▲子どもたちが見守る中、1本1本優しい光が灯る
▲参加者がワークショップで描いた、キャンドルのホルダー。自分の作品と一緒に記念撮影


\おとの部 17:30 スタート/


夕暮れ。美しく揺らめくキャンドルの光とともに、おとの部がスタート。トップバッターは第1回目から参加している猪股秋彦さん。

▲岩沼でラジオパーソナリティーとシンガーソングライターなど多方面で活躍する猪股さんは、「白菜ボーノ」を歌って緊張気味の会場を盛り上げてくれました
▲2人目は、@なおポップさん。リズミカルな音楽に、おこさんも体を動かしてダンス!
▲ライブのラストは、根本充さん、アサノタケフミさん。アサノタケフミさんは、震災の当日塩竈市のラジオ局にいたそう。根本さんは塩竃市在住。家族のもとに帰れた時の様子などを話してくれました


\おはなしの部  19:40~/


初めて実施した「おはなしの部」。出店者、アーティストが代わる代わる登壇し、震災当時の様子を話しました。東京にいた人、地下にいた人、海辺にいた人、津波を真近で見た人。あの日をきっかけに、今の活動があること、当時の様子を話するのは、きっと勇気がいることだったに違いありません。


改めて今日「キャンドルがつなぐ夜」を実施できたこと、またここから1年が始まることに感謝し、そして来年もまたみんなで会うことを約束しました。


コロナ禍を経て再開催した「キャンドルがつなぐ夜」。
キャンドルの灯りを見つめながら、tsumikiもこの灯りのようにやさしい光を灯せるよう、みなさんの出会いとつながりの場所になるよう燃え続けたいと思いました。


(写真・新生業塾生 佐藤啓太/文・tsumikiコーディネーター 大宮紗妃)

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