新しい生業(なりわい)づくりを目指してチャレンジする人を、tsumikiスタッフが伴走してサポートする「tsumiki二人三脚プロジェクト」がスタートしました。
東日本大震災以降、価値観の転換とともに新しい生き方、暮らし方を模索する人々が現れています。その中で利府町にも新しい生業を生み出すために日々挑戦するチャレンジャーたちがいます。
そこで彼らが目指す目標の達成や理想の実現に向けて、それぞれ異なるリソースを持つtsumikiスタッフが伴走しブランディング、販路拡大、商品・事業開発、広報等などさまざまなサポートを行います。
一人のチャレンジャーにつき一人のスタッフが二人三脚します。期間は、2020年3月まで。
途中経過などは随時、tsumikiのSNS等で発信していきますので、ご注目ください。
◆北條恵子さん(Rötter(ルッテル))× 葛西淳子(tsumikiチーフコーディネーター)
北條さんは、プランツ・ギャザリングという園芸手法を用いて、寄せ植えづくりをしています。
「お花でみなさんを元気にしたいと思っています。東北ではまだ珍しいプランツ・ギャザリングを広く知ってもらいたいです。これから、定期的に出店販売、ワークショップなど活動しながら、長くこの仕事を続けいくのが目標です」
tsumikiの情報誌「つみきのキモチ」編集長の葛西が伴走します。
「北條さんは、tsumikiが開館したのと同時に、起業したいと飛び込んできた方です。tsumikiのこ・あきない市、もくようマルシェ出店、委託販売と一歩ずつ仕事の幅を広げてきました。さらに、輝く仕事ができるよう、後押ししたいと思っています」
◆鈴木俊明さん(陶芸家) × 佐藤陽友(tsumikiコーディネーター)
鈴木さんは、陶芸作家として活動しています。
「やはり自分だけのオリジナルを作りたいと思います。 今回、佐藤さんに二人三脚プロジェクトというチャンスの場をいただいたので、長く自分の中で燻っていた、素材から見直したオリジナリティを掘り下げたいと思っています。 自分の生まれ育った場所の土を、見直して、利府に埋れてる素材を掘り起こし、利府でしかできない焼き物を作りたいです」
スタッフの佐藤は、映像や写真などが得意分野。
「得意なこと活かして、鈴木さんと面白いことにチャレンジしていきたいです。鈴木さんが作る陶芸作品の持つ力強さや質感を伝えられたらと思っています。利府ならではの作品づくりをサポートしていきます!」
◆熊谷苑子さん(陶芸作家・nocolier)× 板橋芳理(tsumikiコーディネーター)
熊谷さんは、nocolier(ノコリエ)の屋号で活躍する陶芸作家。
「一人で活動を続けていると、やりたいことと、やらなければならないことの順序が曖昧になったり、このままで良いのか、続けられるのか不安になってくるときがあります。今の自分の問題点を見つけ出して、今後10年、20年と活動を続けられるようにしっかりとした基盤を作りたいと考えています」
版画家としても活動しているスタッフの板橋。
「人気が出て仕事量が増えてきた今こそ、nocolierさん自身が、何を大切に活動していくのか見直す時期だと思います。利府町を代表する陶作家として、さらにステップアップするため、一緒に走っていきましょう」
◆赤間泰樹さん(農家)× 大宮紗妃(tsumikiコーディネーター)
赤間さんは、利府町内で梨や野菜などを作るの若手農家の担い手です。
「農業や農家のことを身近に感じてもらい、もっと知ってもらえるようなことをやってみたいと思います!大宮さん、よろしくお願いします!」
利府町内で暮らすスタッフの大宮は、まちの賑わづくりにも関心を持っています。
「赤間さんの農業に対する考え、利府の梨のことについて改めてお聞きし、赤間さんとしかできない何かを形にできればよいなあと思いました。赤間さん、よろしくお願いいたします!」
◆大泉呈斗さん(ヒトモス代表)× 桃生和成(tsumikiディレクター)
今年度から、利府町まちおこし支援協力会「りふくる」の代表も務める大泉さん。東北の日常を遊びでおもしろくするをテーマに活動する「つれづれ団」団長でもある桃生とタックを組んだ時。どんなおもしろい仕事が生まれるのでしょうか?ご期待ください。
二人三脚プロジェクトに関心のある方、
本気で事業を始めたいと考えている方やプロデュースを求めている方は、
tsumikiHPのお問い合わせフォームからご連絡ください。
(tsumikiディレクター 桃生和成)