
約1か月に及ぶtsumikiチャレンジアワードの投票期間を経て、特に応援メッセージの多かった3組によるプロジェクト発表会を3月22日(土)に開催しました。
発表会には審査員として、各業界のトップランナー4名を招き、チャレンジャー3名にそれぞれの視点からアドバイスをいただきました。
3組のチャレンジャーがそれぞれの想いを語ります

最初の発表は、3輪自転車で行商を行うTSUMUGI COFFEE ROASTERY。
審査員にコーヒーを淹れながら、ご自身のスタイルやこれまでの取り組みを発表しました。
自家焙煎コーヒーに舌鼓をうちながら、和やかな雰囲気で審査員から様々な質問が飛び出しました。

2組目は、平安時代から受け継がれてきた利府の刈安染めを広める活動をしている利府町刈安染めプロジェクト。この日のために、オリジナルのゆるキャラ”刈安姫”のお面を作ってきたそう。
刈安染めの説明や、鮮やかな黄色に染まる瞬間の実演などを交えながらプロジェクトの目指すことなどをプレゼン。
審査員からはストーリー性のすばらしさや、目を引く色をどう生かすか…などのアドバイスが出ました。

3組目は、海洋プラスチックを利用してアクセサリーを作るwin_win_win。
環境問題に取り組むようになったきっかけから、今後やっていきたいことなどを説明しました。
審査員からは、製品の美しさや地域性など、感想やアドバイスが出ました。
審査発表の時間
3組の発表が終わり、しばし審査時間に入ります。
今回は審査といっても、優劣をつけるものではなく、審査員1人1人がサポーターとして、各プロジェクトにどのように関われるかを考える時間となりました。
いよいよ審査結果の発表です。まずは利府町役場職員の下戸さんより、利府町のゆるキャラ”リーフちゃん”グッズの詰め合わせを全員にプレゼント。役場としてもチャレンジャーを応援しています!という心強い言葉をいただきました。
続いて3人の審査員特別賞の発表です。

複業家の佐藤さんからは、佐藤由崇賞を利府町刈安染めプロジェクトへ授与。
tsumikiの1年間利用チケットと共に、刈安染めプロジェクトの現状課題を一緒に解決する”伴走”をプレゼントしました。

ブランドデザイナーの奥口さんからは、奥口文結賞をwin_win_winへ授与。
tsumikiの1年間利用チケットと共に、奥口さんとのコラボ商品製作の依頼をプレゼントしました。

ライターの石川さんからは、石川理恵賞をTSUMUGI COFFEE ROASTERYへ授与。
tsumikiの1年間利用チケットと共に、ライター、編集者の経験を活かして応援します。
発表会終了後の交流会
3組へ三者三様のプレゼントと、心強い応援メッセージで幕を閉じた発表会でした。
終了後はWEEKEND CAFEメンバーが用意したシフォンケーキとチャイを楽しみながらの交流会を行いました。
発表者、審査員だけでなく、話を聴きに来ていた参加者の方も混ざって、お互いに聞きたいことをさらに自由に聞きあう時間となりました。

今年度のアワードはこれにて終了。
例年以上にチャレンジャーをみんなで応援できる企画になったのではないかと思います。
これからもtsumikiは挑戦する人を応援します!
(tsumikiコーディネーター 三品政人)