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こ・あきない市2021冬~うちみ旅館 里山の市~

2021年冬のこ・あきない市は、なんと利府町内4カ所で同時開催! 冬晴れとなった12月4日土曜日。浜田「海の市」、沢乙温泉「里山の市」、菅谷台「アート体験」、そしてtsumiki「チャレンジの市」。それぞれの会場で趣向を凝らし、みなさんをお迎えしました。


里山の市「オール利府のおもてなし」

利府町沢乙にある沢乙温泉うちみ旅館は、開湯1300年の歴史と店主自ら腕をふるう懐石料理が自慢の旅館です。懐石料理は海と里山の素材にこだわり、お客様に寄り添いながらをおもてなしをしています。

利府町の食材、器、人、すべてを愛するご主人内海貴史さんが想い描いた「こ・あきない市」は、オール利府のおもてなしでつくる「里山の市」。「さまざまな分野で活躍している人を応援したい!」という想いが詰まった企画となりました。


●おもてなし・その1 1日限定利府梨コラボカレー*限定74食

金の利府梨カレー+利府源流米+利府野菜+利府焼の器=オール利府のおもてなしがコンセプト。

利府町地域おこし協力隊の近江貴之さんが考案した「金の利府梨カレー」は、梨農家として地域活性化の仕事をしているなかで、傷ものの利府梨を活用できないかと試行錯誤しながら開発を進めてきた商品です。開発にあたり、内海さんにも味のアドバイスをいただき出来上がった利府の新しい特産品です。


梨カレーにあわせる利府源流米は、利府のミネラルたっぷりの土壌から生まれたもの。昔ながらの技法である天日干しで乾燥させることで、甘みがぎゅっと閉じ込められたお米です。旅館の食事と同じく、土鍋で美味しく炊き上げました。


利府の豊かな土壌から生まれた季節の利府野菜を添え、利府焼の器に盛り付けました。利府焼とは、剪定した利府梨の枝を燃やしてできた灰を釉薬に使って作られた器です。

1日限りの利府梨コラボカレーは、「利府町の人を応援したい」という内海さんの想いと生産者さんの想いが詰まった特別な一品となりました。



その他にも、源流米、天日干し米、松島一番摘み海苔、利府のはちみつ、金の利府梨カレー(レトルト)など利府の特産品を直接販売。利府焼の個展も開催され、利府町の陶芸家鈴木俊明さんと須田聡宏さんの作品が並びました。



うちみ旅館のけんじょうくんは、里山でづくりアイスの1日店長さんを勤め、にこにこの笑顔でお客様をお出迎え。



今回は、うちみ旅館に隣接して新設した「井戸の間交流館」のお披露目も兼ねていました。地域の人が交流できるスペースになってほしいと作られた交流館には、たくさんのお客様がいらっしゃいました。お客様、生産者さん、ものづくりの担い手など、地域の方々が集まった館内には、カレーの香ばしい匂いとともに、あたたかな空間であふれていました。


●おもてなし・その2里山の市

外の駐車場で行われた里山マルシェには、里山のこだわりがたくさん詰まった地場の美味しものが集まりました。自然酵母を使ったzizo+bakeryのパン、浅野商店のおこわやおむすび、someblue coffeeのコーヒー、bears cafeは利府梨のクレープを用意してくれました。



白菜、大根、ねぎなど、利府の野菜いっぱい積んだ軽トラ販売も登場。季節の野菜をおいしく食べる料理方法を聞いたり、鮮度を保つ方法など教えてもらったりと会話が弾みます。生産者さんの顔が見えるお買い物は格別ですね。



●おもてなし・その3 まち歩きツアー

「利府は見どころがたくさんですね」。「仙台ふららん」とコラボ企画したまち歩きツアーには、町外から5名が参加しました。tsumikiを出発し、アート体験会場では利府焼に触れ、グランディ21がある桟敷山で壮大な歴史ロマンを感じながら沢乙温泉へ到着。お目当ての一つ、利府梨カレーに舌鼓したあと、ご主人内海さんから直に、歴史的由来や生産者の声と想いを伺い、さらに深みのあるものへ。



●▲■

地域への想いと、地域の人がたくさんの人が訪れていたうちみ旅館を後にし、次なる「こ・あきない市」の会場へGO!



こ・あきない市2021冬

■沢乙温泉うちみ旅館 里山の市 ←いまココ!
アトリエ陶の泉 ものづくりの市 
MOLAMOLACAFE 海の市 
tsumiki チャレンジの市  



(tsumikiコーディネーター 大宮紗妃)



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