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地方の暮らしが楽しくなるように。地域情報を伝える「オフィス塩騒」ライター・編集者 加藤貴伸さん

\CHALLENGER/


tsumikiを中心に、様々な分野で活躍する方々を紹介します。
今回ご紹介するのは、「オフィス塩騒」ライター・編集者の加藤貴伸さんです。


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加藤さんは、塩竈市出身。フリーランスのライター・編集者です。
学生時代を北海道で過ごし、高校の理科教員を務めたのち、ライターに転身。現在は塩竈市に暮らしながら、さまざまな媒体で取材・執筆をしています。

宮城県を中心とした地域情報や、旅行雑誌の特集、WEBメディアでの人物紹介など、執筆した文章は多岐にわたります。教員だった経験を活かし、学校教材や問題集の編集に携わることもあります。


ミニコミ紙「塩騒」を発行

そんな加藤さんの仕事のひとつに、地元・塩竈市の情報を発信するミニコミ紙「塩騒(しおさい)」があります。
取材・執筆・編集・印刷発注すべてを加藤さんが手がける「塩騒」は、毎月10日発行。地元紙の新聞折込のほか、近隣の商店や施設に配架しています。2017年7月の発行以来、tsumikiにも毎月届けてくださいます。


A3サイズの裏表に塩竈の情報が満載

「地域には、その土地ならではの歴史や文化、地元の有志による新たな試みなど、おもしろいことがたくさんあります。でも、地元の人って意外とそのことを知らずに暮らしているんですよね」

昨今はWEBに情報が溢れていますが、世代によってはWEBの情報をほとんど取らない方も少なくありません。「たとえば自分の親世代の人たちに、まちの情報を知ってもらうツールがひとつあってもいいんじゃないかと思ったのが、塩騒を作ったきっかけです」

新聞よりも大きい文字で写真も大きめに掲載し、あらゆる世代が読みやすいことを心がけています。


編集長は、愛犬のメイさん

「塩騒」は、加藤さんの愛犬「メイさん」が編集長、加藤さんが副編集長という遊び心のある設定。紙面には、保護犬だったメイさんが同じ境遇の犬猫を取材するコーナーもあります。

紙面の写真は加藤さんが撮影します。「取材した人の雰囲気や人柄を、写真でも伝えられたら嬉しいです」写す人ができるだけリラックスした表情でいられるよう、世間話をするなどコニュニケーションを取ってから撮影しています。

「塩竈市の情報を中心に紹介していますが、地域の魅力は境界線で区切られているわけではないので、隣接した地域も含めて情報収集しています」

そこに住む人が、まちを存分に楽しむことができたら。自分のまちを楽しみながら暮らせたら。加藤さんの想いが詰まった「塩騒」。見つけたら、お手にとってじっくりご覧ください。
(tsumikiでは初号からバックナンバーもご覧いただけます)


ライター・編集者として仕事を始めて丸4年

2021年秋には、これまでの活動を紹介するHPを立ち上げました。掲載記事のほか、フォトギャラリーには加藤さんが撮影した写真を掲載。メイさんの愛らしい姿も並びます。「tsumikiを会場に撮影した写真も載せてみました。ふらっとアクセスしてみてください」

「オフィス塩騒」
HPはこちらからどうぞ。
https://officeshiosai.sakura.ne.jp/wp/




(tsumikiコーディネーター 板橋芳理)



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