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アサノタケフミさん(ラジオパーソナリティ・ミュージシャン)

\CHALLENGER/


tsumikiを中心に、町内の様々な分野で活躍する方々を紹介します。

今回ご紹介するのは、塩釜のコミュニケーションラジオ局BAYWAVEのパーソナリティであり、ミュージシャンとしても活躍するアサノタケフミさんです。


―パラレルワーク×ワイドエリアで活動

アサノタケフミさんは、ラジオパーソナリティとして毎週平日のラジオ生放送番組「ラジカルト」を担当する一方で、地域を盛り上げるミュージシャンとして利府町を始め仙塩地域で幅広く活動をしています。

音楽活動をしていく上で、転機が訪れたのは2011年の東日本大震災でした。仙塩各地でも復興支援活動が盛んになり、地域のご当地ヒーローを生み出す活動が興ってきた頃、近隣市町のヒーローたちや利府町のヒーロー梨ん幹戦士ナシルバーのテーマソングを制作する仕事がきっかけでした。

子どもたちが喜ぶ姿やリスナーからの好反応に支えられ、みんなが喜ぶ音楽を創りたい」と地域に根ざした音楽活動へと方向性を定めていったのでした。


―エンターテインメントの力で文化を共創する

利府町と関わるきっかけは2013年、観光ボランティアガイドの櫻井勝男さんとラジオで共演したことでした。番組をとおして、利府町の魅力をたくさん教えてもらったそうです。

さらに2018年になりtsumikiとの出会いが、利府町との距離を縮めました。「おもしろいアイディアとやる気溢れる人たちが集まる場所で、自分が持っているエンターテインメントの力を発揮してみたい」と思うようになったのでした。

特に、楽曲「いうことなし」が生まれたイベント「梨パラダイス」への参加は、地場産業の梨栽培とエンタメの接点が見え、印象深かったと振り返ります。

アサノさんは「利府町の近年の盛り上がりは目覚ましく、他の地域の方も受け入れ、町民の皆さんが主体的に新しい文化や価値を創ろうとしている」と感じているそうです。


―経験を生かし若いプレイヤーを応援したい

2022年39歳を機に、自身初のアルバム「39-LIFE-」を発表したアサノさんは、「40代は、これまでとは異なる切り口で仕事に関わりたい」と言います。

具体的には、音楽制作・販売やワンマンライブ、放送番組やイベント企画など、自らの経験をもとに後進の活動者にノウハウを継承すること。対価の計り方が難しいこの業界ならではの課題を解決するため、地域で働く文化芸術人材が適切に理解され、仕事の対価を得られるよう、エンタメ界プレイヤーの後方支援活動をしていきたいと考えています。

利府町についても「地元で行われるイベントなどに関わる方々がtsumikiに集まりアイディアを出し合い、互いに支え合えばより活発になり、文化やエンタメに強いおもしろい町になっていきそうですね」と語ってくれました。


<プロフィール>
塩竈市出身、宮城県立利府高校卒業、多賀城市在住。2007年から歌手活動スタート。CDシングル「ポエムシティーフォーエバー」をリリース。2014年梨ん幹戦 士 ナシルバーのテーマソング 楽 曲 制 作・提 供/2022年ファーストアルバム39-L IFE-リリース/2022年利府町文化交流センターリフノスでワンマンライブ開催。



(取材・文 佐々木将太) ※つみきのキモチvol.19掲載


※ tsumikiセレクトショップでは、2022年3月9日にリリースのアルバムCD『39-LIFE-』を販売しています。(2023年3月末まで)


CDは完全オリジナル音源で、2市3町内の音楽家による演奏にて構成。地元愛をテーマに作った優しくて心強い音楽は、聴く人の心を勇気づけます。アルバムジャケットは、塩竃市出身のイラストレーター釣舟富貴子氏を迎え、オール地元にこだわり地域をつなぐCDに仕上がりました。

ハッピーな気分の時はもちろん、ハッピーな気分になりたい時も、また、遠くでがんばる仲間へエールとして送るのもおすすめです。視聴したい方は、近くのスタッフに声をかけてみてください。


『39-LIFE-』収録曲

01 Life
02 HERE WE GO
03 dance
04 まだら
05 桜、ふたたび -39style-
06 ビーオーライ
07 HERE WE ARE
08 しあわせのレシピ -39style-

リリース日 2022年3月9日
定価:2,000円(税込)


アサノタケフミ公式ホームページ
https://take23rock.wixsite.com/takemusic



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