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【tsumiki×イトナブ】プログラミングスクール⑧ 12 月の講座~ウェブ作成と発表会 ~

株式会社イトナブ と tsumikiの連携事業として、2024年8月より始まったプログラミングスクール「ナブかつLAB in 利府町3期生」。12月の様子をレポートします。


12月の発表に向け、最後の仕上げ!


12月は7日(土)tsumikiを会場に、1・2・3期生の合同講座が行われました。
講師はイトナブのよっつさん、ずみやんさん、クックさんです。


21日(土)の発表会までに対面でできる講座は今回が最後。
講師3人に質問や相談をしながら作業を進めていました。
講座終了後も、何度かオンラインで補講を行い、みなさん積極的に参加している様子でした。


いよいよ発表会!ワクワクします


そして、12月21日(土)
いよいよ発表会の日がやってきました!
1年を通して制作した作品に期待。発表が楽しみです。

参加したのは1期生1名、3期生3名。
2期生2名は都合が合わず残念ながら不参加でしたが、講師のずみやんさんが作品を預かっていたので代わりに紹介していただきました。

発表会は、前後半の2部制で実施。前半は、一人ひとり自分でつくったWebサイトを発表し、講師の講評と受講者からの質問を受けました。

▲ 講師が勢ぞろい。ずみやんさん(2期生担当)、クックさん(3期生担当)、よっつさん(1期生担当)


3期生の清水さんからスタート

トップバッターを名乗り出たのは、清水さん。
作成したのは、ご自身が所属している韃靼兵談(だったんへいだん)というバンドのWebサイトです。
アルバムジャケットを最初のスライドショーに表示することから、作成を始めた清水さん。サイトの背景カラーをいろいろ試した結果、ジャケットは白に落ち着いたと話していました。

▲ 清水さん所属の韃靼兵談の楽曲はApple Musicで公開中!


お次は、伊藤さん

いろんなサイトを参考にしながら、ページを完成させました。
こだわりポイントは、favoriteセクションの画像表示。
3つのタブを作り、それぞれに写真を表示させることで各項目のまとまりとデザインを両立させました。また、画像をクリックすると、拡大表示できる機能も追加していました。

▲ 画像の説明をもっと入れたかったと話す伊藤さん。より良いサイトにするためのアイデアがまだまだありそうです。


3期生のラストは、佐藤さん

佐藤さんのサイトは、工夫に満ちていました。
・プロフィールの画像を手書きで用意
・お気に入りセクションに、準備した画像をホバー(カーソルを画像の上に置いたままに)すると画像が切り替わる
・ビデオセクションには、自分で作成したYoutube動画を貼ったり等々…
講師陣や他の受講者たちを驚かす要素が満載でした。


残念だった点は、スクリーンに映すと表示が崩れてしまったこと。
佐藤さんのパソコンに合うように固定サイズで作成したために起こってしまった現象でした。
「パソコン画面とフルスクリーン表示とでは表示サイズが異なるため、同じように表示するには可変サイズで作成すると崩れることはなくなります」と、講師からアドバイスがありました。


1期生の里見さん

3年間の集大成ということもあり、大トリを務めた里見さん。
実は今年度は、Webサイト作成ではなくWebアプリ開発、AIや機械学習に使われるPython(パイソン)にチャレンジしていました。しかし、11月に急遽Webサイト作成に方向転換し、2か月という圧倒的に短い期間でWebサイトを完成させました。


サイトのテーマ「大相撲」、今回は1からの作成ではなく、ひな形に変更を加えて作成しました。
講座当初から講座を担当してきたよっつさんからは、「去年1から作った経験があったこと、テーマ決めやデザイン考案が早かったことから、今回は2か月という速さで仕上ることができました。これはすごいことですし、里見さんの成長を感じました」と評価していただきました。


お互い、Webサイトを触ってみよう!

後半は、気になった人のWebサイトを実際に動かしてみたり、質問したり。発表のときに伝えきれなかったこだわりポイントなどを話し合う時間にしました。

▲ 発表のときにレイアウトが崩れてしまった佐藤さんのサイトをみなさんで見ている様子。
完成形を見て、クオリティの高さに驚いています。


発表を終えて総評

利府町商工観光課の佐藤瑞穂課長
プログラミングの習得や自分ならではの表現に苦労されたことでしょうが、最後までやり切ったみなさんに敬意を表します。

tsumikiチーフコーディネーター葛西
今年も素晴らしい作品が たくさんあり、見ていてとても楽しかったです。みなさんの素敵な作品を、多くの方にも見てもらいたいと思いました。

tsumikiスタッフ松岡
今年も事業担当としてみなさんの成長を見させてもらいました。1・2期生は新しいことにチャレンジする姿勢を、3期生はタイピングやプログラミングがほとんどできないところから始まり成長してきた過程を、みなさんのいい経験になってくれていたらうれしいです。

イトナブのよっつさん
3年間やってきましたが、今年が一番レベルが高かったです。毎年、やる気と講座に取り組む姿勢が高くなっているのが嬉しかったです。Webサイトを作るにあたって、自分の伝えたいこと、表現したいことを全員が見失わずにいたのが印象的でした。
このスクールでプログラミングを学んだことを活かし、どんどん作品を作ってアウトプットして、いろんな人に見てもらって、どういう感じ方をしたのか聞いて、自分の表現したいことのイメージをより固めて、モチベーションを維持することをやってくれたら非常に嬉しいです。


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プログラミングスクール「ナブかつLAB in 利府町」は、2024年7月~12月まで6カ月間の連続講座でした。これまでの講座の様をスタッフの松岡颯斗と酒井このはが、順次レポートしてきましたがいかがでしたでしょうか。


今年度のプログラミングスクールは、幕を閉じましたが、今後も新たなチャレンジャーが出て来てくれることを楽しみにしています。


(tsumikiスタッフ 松岡颯斗)



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