tsumikiではこの秋、昨年まで開催していた「こ・あきない塾」から進化した「新・生業(なりわい)塾 2020」を開催します。
「新・生業塾」は、社会性・地域性・ブランディングの視点から事業の創出を目指す起業セミナーです。利府町を中心に、地域資源であるモノ・ヒト・コトと「生業」をつなぎ合わせ、地域に根ざす新しいビジネスを創出します。
講座は、全6回。受講生8名の塾でのようすを紹介します。
11月15日(日)
グループワークも今回で最後です。
2人の塾生がプレゼン資料をもとに、生業にしたい事業を発表しました。
1人目のプレゼン者は、「植物性食材のお菓子を提供したい」と発表した阿部知子さんです。
「みんなが気軽に集まれるコミュニティカフェを開きたい」と入塾した阿部さん。プレゼンの前には個別相談を活用し、事業内容を整理するなど、塾をとおして事業と向き合ううちに、本当にやりたいことが明確になってきたといいます。
プレゼンでは、オリジナルレシピのティラミスとクッキーの試食品を用意し、味の感想や販売価格についての意見を求めました。塾生からは、忌憚のない意見が寄せられ今後の商品づくりの参考になったようです。
阿部さんは製造・営業場所を探していて、最近見つけたカフェの空店舗が借りれないかと交渉している最中です。
塾長からは「自分の特技と世間のニーズが合う仕事をつくり、どんどん実施してください」とアドバイスがありました。
最後のプレゼン者は、「利府町の隠れ家的な花屋」を目指す北條恵子さんです。
プランツギャザリングという寄せ植えをメインに、「Rötter(ルッテル)」の屋号でイベント出店と自宅での体験販売会を行っています。
2018年から事業を開始した北條さんは、今後も長く事業継続するため、運営方法の見直しを考えています。
塾生から、販売価格や今後のスケジュールについて質問を受け、短期・長期と両方の視点で事業を考えるヒントになりました。
塾長は、「これまでの経験をもとに、継続していきたい事業と、中止してもよい事業を洗い出し、思い切った計画を立ててください」とエールを送りました。
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これで、塾生8名全員のプレゼンが終了。
次回はいよいよ最終講座です。
塾生はこれまでの講座で学んだことをもとに、事業計画を作成し発表します。
最終講座となる報告会には、ゲストアドバイザーが3名参加し、専門的な視点から、塾生の事業計画についてアドバイスします。
塾生の8つの事業が気になる方は、オンライン報告会で聴講可能です。
11月29日(日)13:00‐17:00「新・生業塾」報告会
オンライン報告会へ参加希望の方は、こちらの申込フォームからお申込みください。
※ 申込み〆切:11月27日(金)正午まで。
※ info@rifu-tsumiki.jp からのメール返信をもちましてお申込み完了とし、入室URLをお知らせします。
(tsumikiコーディネーター 板橋芳理)