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冬の寒さ吹き飛ばす1日へ。変化し続けた「こ・あきない市2020」

恒例イベントとなった「こ・あきない市」

利府町やその周辺で、自身の作品を制作し販売することを生業として活躍する方々や、手作りの食品を製造し小商いを営む方々のスタートアップ、ステップアップの場として年3回開催され、地域に根付きつつありました。ところが…

▲2018年こ・あきない市の様子



今年は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、イベントの開催の仕方が制限されました。そこで屋外を使っての対面販売、tsumiki館内ではオンラインを活用した新しい取り組みにチャレンジしました。


12月5日(土)冬晴れの中開催された、「こ・あきない市2020初冬」。
当日の様子をご覧ください。



★彡 おそとで こ・あきない市

おそとの会場は、tsumikiウッドデッキと利府駅前広場に拡大。

お店を増やしても会場を広げ密を避けることで、出店者さんとの会話を楽しみながらお買いものを楽しんでもらうことを目的としました。

▲当日会場となった、利府駅前広場の様子



安心してお買い物を楽しんでいただけるよう、検温・消毒ブース、おまちライン、飛沫防止シートを設置しました。

▲検温ブース


▲前回より少しなまりが入った「おまちライン」

 


当日は、午前の部と午後の部とあわせて12店舗が出店しました。


◆ Rötterさん~ギャザリングの寄せ植えと生花のブーケ

利府町でプランツギャザリングの寄せ植えを販売・ワークショップなどの活動を通し、自身の生業を生み出しているRötterさん。秋から行われた「新・生業塾」の受講生です。「こ・あきない市」では初めての試みとして生花のブーケを販売しました。お客様の反応も上々で、たくさんの方々の手元に花々が渡っていったようです。



◆ unpeuさん~ナチュラルでキュート、猫グッズも人気

利府町で洋服や布ものの制作・販売をおこなっているunpeuさん。tsumikiでは久しぶりの販売、そしてコロナ禍の中での対面販売は初めてということで少し緊張した様子でしたが、お客様が来られると作品の説明や、一緒に作品を選ぶなど、自然と笑顔にあふれていました。

  


★彡 おうちで こ・あきない市


tsumiki YouTubeを使ってライブ配信をし、会場に来られない人もお家やお好きな場所で楽しめるような仕組みを取り入れました。館内では感染防止対策をしながら、少人数のワークショップや体験会を行いました。



◆梨パラダイスチーム
オンライン配信のトップバッターは、梨づくりを目指して修行2年目の吉川一利さん。おいしい利府梨ができるまでを分かりやすく説明してくれました。



◆ nocolier~オリジナルの陶器を作ろう。絵付け体験
日常づかいの器に面白味を表現した形と色使いに定評がある熊谷苑子さん。陶芸の楽しさを知ってもらいたいと、絵付けの仕方やコツを教えてくれました。



◆ ハーブ工房まーじょらむおうちでできるハーブティンクチャーをつくろう
YouTubeのライブ配信と同時に、自身のインスタライブでも配信。阿部薫さんの手元で、除菌スプレーや化粧水に変化していくハーブティンクチャ―に閲覧数はうなぎのぼりでした。



◆ アトリエ陶の泉~電動ロクロを体験しよう!
ロクロを回すのはもちろん、土に触れて器を作ったことがない初心者にも、丁寧に教えてくれる須田聡宏さん。陶芸のおもしろさを垣間見たひとときでした。



ヨガサークルシャンティ松島~椅子に座ってヨガしよう!
指導する鈴木由美子さんの掛け声にあわせて、気持ちよく身体を伸ばす参加者のみなさん。会場でも十分な距離を取って椅子ヨガを体験しました。



◆ zizo+bakery~振るだけできるバターづくり

毎週水曜日、3時間だけオープンするzizo+bakeryさん。今回はオンラインの配信もチャレンジしたい!ということで、おそとでの販売が終わってから、オンライン配信の準備に取り掛かりました。


「バターを作ってみよう!」というワークショップには小学生から大人までたくさんの参加者が集まりました。里見千穂さんにレクチャーを受けながら、生クリームが入った瓶を全力でふり続けること5分~10分。瓶の中には真っ白なバターが出来上がりました。


参加していた小学生のお子さんは、みんなで行ったバター作りが楽しかったようで、お家に帰ってからも何度もチャレンジしたようです。
「みんながよろこんでくれるなら、またやりたいです!」と話すzizoさんの今後も目が離せないですね。



2020年コロナ禍の中でも、出店者さんたちは、
「お客様においしいものを味わってもらいたい、満足のゆく商品を届けたい、想いを共有したい、楽しんでもらいたい」と考え行動に移しながら果敢にチャレンジを続けています。


2021年はどんな形の「こ・あきない市」となるのでしょうか。
「今だからできること」をともに考え、tsumikiもみなさんとチャレンジしきたいと思います。


(tsumikiコーディネーター  大宮紗妃)




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