「本棚●▲■」と書いて、「ほんだな つみき」と読みます。
tsumikiにやってくる人が、月替りで棚をつくってくれる本棚です。
大好きな本、こだわりの本、影響を受けた本、おすすめしたい本などなど、いろんな本に出会えます。
積み木を積むように自由に並べられた本棚から、暮らしや生き方、社会との関わりが垣間みえる。そんな面白さを、お楽しみください。
7月から始まったこの企画。トップバッターは「wakuwaku文庫」さんです。
「将来の夢は、地域の人が集う家庭文庫を開くこと!」
絵本、手芸、音楽、手紙etc…wakuさんの好きなことをつめこんだ本棚になりました。
その中でも珠玉の一冊は、『ダンプえんちょうやっつけた』(童心社)
石巻に実際にあった「わらしこ保育園」の様子を描いた絵本。wakuさんは、読むたびに子どもたちの成長する姿に胸がいっぱいになるそうです。
7月18日(水)の夜には、tsumikiniを会場に小さな読書会が開かれました。
気の合う仲間が11人。思い思いにおすすめの本を持って集まりました。
コーヒーや紅茶を飲みながら、各々とっておきの本とそれにまつわる想いを語り合いました。
皆さんが持ち寄った本たちです。紹介者の新たな一面、意外な素顔に触れることができ、普段は手に取ることがない本と出会えるのがおもしろい。
そしてなんと、wakuさんの呼びかけで、8月の本棚をつくりたいという方が名乗りをあげてくれました。
おすすめの本は、『勇気』(バーナード・ウェーバー・著/日野原重明・訳)。小学校で、絵本の読みきかせの経験もあるそうです。
「こんなすてきな空間で、心地よい時間が過ごせて楽しかった」と、初めての参加でしたが本棚にとても興味をもってくれました。
どんな本が並ぶのかとても楽しみです。8月になったら改めてご紹介しますね。
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実はこの企画は、第1回tsumiki交流会の話し合いの中から生まれものです。
このように、これからもtsumikiを利用する皆さんからのおもしろい提案を、どんどん形にしていきたいと思っています。
まずは、「本棚●▲■」に本を並べてみたいという方。本のジャンルは問いません。こんなセレクトはどうかしら?と、スタッフまでお声掛けください。
もちろん、本棚の本は館内で読むことができます。眺めてみたいという方も大歓迎。
ぜひ、tsumikiにお越しください。お待ちしています。
(tsumikiチーフコーディネータ 葛西淳子)