2020年6月から始まったフードドライブ活動は、イオンモール利府×ふうどばんく東北AGAIN×tsumikiの連携協働事業としてスタート。
イオンモール利府店内に、フードボックスを設置しました。
イオンモール利府に設置したことで、利府町をはじめ近隣の3市3町や様々な地域の方々からの支援物資がフードボックスに届きました。
集まった支援の物資は、ふうどばんく東北あがいんを通して生活困窮者やひとり親世帯、様々な支援施設に供給されています。
NPO法人ふうどばんく東北AGAINには、個人からの支援のほか連携している企業や団体から様々な救援の物資が届きます。そんな中たくさん「のど飴」が寄付されました。
「利府町からたくさんの物資が集まったことへの感謝の気持ちと共にお返したい」という想いも込めて、受験や卒業を控えた利府高校生徒808名に、のど飴を寄贈することになりました。
▲ふうどばんく東北あがいんさんから届いた、のど飴808個ひとつ一つにシールを貼るお手伝いをしてくださった地域おこし協力隊の吉川一利さん。
▲このシール作成は、ふうどばんく東北あがいんと宮城学院女子大学のコラボです。
▲利府高校の生徒さんに全員に配られたチラシ。ハーバーハウスかなめの櫻井保さんやtsumikiとの取り組みも紹介してあります。
興味がある方や支援を求めている方に情報が届くようにと想いを込めてお届けしました。
利府高校の校長先生は、
「コロナ禍の中で生徒はみんな我慢しています。勉強も部活も制限させたくないのですが。もどかしいですね」と話します。
それを聞いたふうどばんく東北あがいん理事の高橋さん。
「私たちは寺子屋もしていているのですが、利府高校に入りたいと、がんばって勉強しているお子さんもいます。楽しみに待っていてください!」と力強く話してくださいました。
「それは嬉しいですね!がんばります!」と校長先生や教頭先生たちから笑顔がこぼれました。
のど飴を通し、地域や立場を越えて様々な想いが混ざり合った時間でした。
コロナ禍の中、お互いがお互いを思いやる気持ち、地域の大人たちが子どもたちを応援しているという想いが届きますように。
●▲■
現在、イオンモール利府に設置していたフードボックスは、tsumiki館内に設置されています。引き続き、寄付食糧を受け付けていますので、ぜひご利用ください。
(tsumikiコーディネーター 大宮紗妃)