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Bagel&Bread spicaの店先に小屋オープン!みんなの「おもしろそう」がつながる場所へ。

「土間を作りたかったんだけど、いつの間にか素敵な小屋もできていたの!」

笑いながら話してくれたのは、利府町青葉台に工房を構えるBagel&Bread spica店主佐々木朝美さん。
季節感を取り入れながら楽しく大切に作るspicaさんのベーグルやパンは、たくさんのお客様に愛されています。


spicaさんは利府町に2010年10月にお店をオープン。自宅を一部改装して作られたお店は今年で11年目になります。

spicaさんのお店は、パンを買いに行く場所であることはもちろんのこと、spicaさんに会いにきておしゃべりを楽しむ時間や、同じ販売業の人と近況を話す場にもなっていて、多様な広がりを見せています。


お店作りは、仙台市にある由利設計工房さんに依頼。
「家づくりは、顔の見える関係が大事」と話す由利さんは、現場を見て話を聞いて、その土地に合った素材を使い、その土地の情景も大切に設計します。


「最初は店先にちょっとしたスペースができればいいなあと考えていて。土間を作りたいと思っていたのだけど、そこから屋根があったらいいよね。じゃあ、物がしまえる小屋もあったらいいよね……と、由利さんに相談していたらどんどん形が変わっていったの!」

▲「小さな販売会」を実施するスペースに屋根がつきました。


「外にスペースを広げることで、コロナ禍でもお客様がほっと一息つける場所がつくりたかった。イベントや販売場所がなくなった仲間の販売場所としても活用できるように」というspicaさんの想いがありました。

▲小屋には様々な種類の本や、思わず手に取りたくなるアイテムが並ぶ


「小屋づくりに関わってくれた人達が、大切にしてきたものを置いていってくれるの。おもしろいでしょ。次に必要な人の場所に届けばいいよね」
とspicaさん。たくさんの人とモノがつながる場所がさらに広がったようです。おもしろい発見が待っていそうですね。


いろいろな思いが込められた小屋は、ガレージセールの場所として活躍中。
さまざまな使い方を試しているそうです。

▲こんなところにもかわいい靴たちがかくれていました。


 


(tsumikiコーディネーター 大宮紗妃)



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