高校生向け、夏休みチャレンジ企画「高校生ビジネスプラン作成講座」の2回目が、9月9日(土)に行われました。講師は、利府町まち・ひと・しごと創造ステーションtsumikiディレクター桃生和成が務めました。
今回は利府高校の2年生と、利府高校自然科学部顧問の中村先生が新たに参加。
講座は、日本政策金融公庫の角田勝さんのレクチャーから始まりました。
ビジネスプランの「骨組み」を考える作業のポイントは、商品やサービスを
「どこの誰に、何を、どのように売っていくのか。具体的にターゲットとなる人を思い描きながら、アイディアを絞りこむことが大事です」
角田さんから商品事例を交えながら適格なアドバイスをもらいました。
グループワークは、前回同様、宮城大学の学生3人がサポートに入りました。
1回目の講座で、高校生の不満や不便を解消するには、「高校生が交流し集う場」があったらいいなあというアイディアがでました。それをもとにさらに、今の高校生が求めていることは何か、したいこと何かなど意見を出し合いました。
途中、思考が煮詰まってくると、オブザーバー参加の大人たちから「もっと自由で、面白い発想でいいんだよ」と激励される一幕もあり、若い世代への期待の高さがうかがえます。
いろいろアイディアが出そろったところで、現段階でのプランをまとめてみました。
まだまだ、深掘りしていかなくてはならないことはたくさんありますが、今回はここまで。次回は、プランを精査し、ビジネスプランシートに落とし込んでいく作業を行うことになります。
今回の受講者と前回の講座に参加した高校生。複数高校の合同チームでのエントリーが可能なので、グランプリに挑戦してみようということになりました。
3回目の「高校生ビジネスプラン作成講座」は、9月30日(土)開催予定です。
そのあと、ビジネスプランシートの提出は、10月11日必着。
ビジネスプラン完成を目指して、がんばれ、高校生!
(tsumikiチーフコーディネーター 葛西淳子)