「こ・あきない塾」は、小商いを実現させるための計画から、具体的に実践可能な方法を見つけ出していく連続講座です。
大量消費社会の限界が見え始めた現代社会の中で、私たちはどのように生き、どのように暮らしていけばよいのか。誰もが持つ「生産者マインド」を取り戻し、地域でお金や情報が回る仕事のあり方を探る講座です。受講者は、6名。これから、自分のライフスタイルに合った、新しい仕事をつくりだしていきます。
第2回目9月8日(金)の講座のテーマは、「自分の“小商い”をイメージしてみよう」。
講師は、tsumikiのコーディネータであり一般社団法人Granny Rideto代表の桃生和成さん(右)。そして、サポート講師の(株)エコラ建築不動産事業部長岩本忠健さん(左)です。岩本さんは、建築と不動産の知識と経験を生かし事業展開しています。
ふたりは、8月24日~9月3日までアメリカオレゴン州ポートランドに視察・研修に行って来たばかりです。ポートランドは、人口60万人程度の地方都市。クリエーティブなまちづくりが、日本でも注目されています。実際に訪問してみての町の様子や、小商いにつながる事例について話してもらいました。
受講者も、興味津々。行政主導でない、民間の力を生かしたまちづくりに共感し、持続可能な商いを考えるヒントにもなったようです。
後半のワークショップは、各自調べてきた「自分が目指す小商いのモデル」の発表。
講師と受講者を交えて、ディスカッションしました。
「足踏みしている自分の背中を押してくれるアドバイスが得られた」と2回目の講座を終え、一歩ずつ受講者の「やりたいこと」が実現にむけて動きだしています。
次回は実践者のお話を伺いに、利府町内のパン工房「spica」を訪問します・・・つづく。
●公開講座の様子は⇒コチラから★
●連続講座1回目の様子は⇒コチラから★
(tsumikiチーフコーディネーター 葛西淳子)
▲ポートランドに関する書籍。tsumikiの館内にある「本棚●▲■」にも置いてあります。