高校生向けチャレンジ企画「高校生ビジネスプラン作成講座」の3回目が、9月30日(土)に行われました。 日本政策金融公庫が主催する「第5回高校生ビジネスプラン・グランプリ」に向けて、ビジネスプランを考え応募してみようという講座です。
講師は、宮城大学事業構想学群准教授 佐々木秀之さん。
宮城大学の学生4人が、学生アドバイザーとして参加しました。
今回は、5人の高校生が参加。
3つのグループに分かれ、学生アドバイザーと一緒にビジネスプランを作成しました。
▲利府高校自然科学部の3人のグループ。
自分たちで考えている商品を説明しながら、大学生と議論しプランを深めていきます。
▲古川学園高校生グループ。
企画のポイント、不足している点などを書き出し、プランを固めていきます。
▲宮城野高校生グループ。
こちらは、じっくり1対1で学生サポーターと相談スタイル。漠然とした思いを、少しずつ具体的なプランに落とし込んでいきます。
みっちり1時間程度、グループワークをしたあと、各グループのビジネスプランを発表してもらいました。 三者三様、なかなか面白いプランになりました。
講師の佐々木さんからは、プランをまとめる上でのヒントや工夫すると良い点などアドバイスがありました。そして、「今回の講座で学んだことをもとに、ぜひそれぞれのプランをぜひ形にしてください」と励ましの言葉をもらいました。
今回の高校生向けチャレンジ企画は、学校の枠を超えて複数校の高校生が集まって、ビジネスプランづくりに取り組んだこと。学生アドバイザーがサポート役として、高校生のアイディアを上手に引き出してくれたことで、より自由な発想が生み出される場となりました。
高校生が身近にある問題点や地域課題を見つけ、その改善のため商品化、ビジネスプランに真剣に取り組む姿が印象的でした。高校生が考えた小さなビジネスのタネが、大きく花開くとこを期待しています。
(tsumiki チーフコーディネーター 葛西淳子)