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地域のみんなで育む施設に!tsumiki利用者意見交換会を実施しました。

tsumikiの利用者意見交換会を行いました。
これまでも過去2回開催しましたが、今回は2月12日日曜日と2月15日水曜日のそれぞれ午前中に会をセッティングし、これまでお仕事や子育て等の事情でtsumikiに集まりに来れなかった方にも集まりやすく、より多くのみなさんの意見を伺うことにしました。

tsumikiは2016年のオープン以来「地域のみんなで育む施設」であることを大切に施設運営を続けてきました。普段みなさんがtsumikiの利用や事業にご参加いただいている中で感じたこと、考えたことを整理し、お互いの意見を共有し記録することで、今後よりよい施設としてtsumikiがありつづけることを目指し、みなさんのお時間をいただきました。


意見交換会には、こ・あきないを実践する現役世代の方、大学生の方、セカンドライフとして新しい事に取り組みたい方、他の市町からtsumikiの取り組みを聞きに来た方等、多様な層の方々がいらしていました。参加者は、合わせて10名。

最初に、お互いを知る自己紹介から始めました。自己紹介に添えて「tsumikiは◯◯◯な施設」という簡単なお題も出し答えていただきました。

スタッフから「あまり予習しすぎないほうが面白いので、それぞれ感じたままを書いてくださいね」と促されると、やはりとらえ方は様々で十人十色の回答が出てきました。


続けて、スタッフから施設の概要説明を行いました。そもそもtsumikiがこの場所に経った経緯や、オープン以降一貫して目指していること、これまでの取り組み、有期施設という町の他の施設と異なる特異点等、ひと通り触れてから意見を交わしました。


12日(日)意見交換会より抜粋


12日(日)の意見交換の参加者は、実際にこ・あきないや起業準備をされている現役世代の方が多く、具体的な施設機能についてのアイディアや感じていることが意見として多く交わされていました。

・この仮設のハードを2階建てに増築し、静かにお仕事をするフロアとイベントスペースのフロアに分けると便性が上がるのでは?

・座席の事前予約があると良い(写真を撮る時等にこだわりたい場所があるため)。

・普段tsumikiを使われる他利用者さんにも積極的に話しかけてネットワークを広げたい。

・クリエイターのスキルアップや作家さんが自身で商品をPRするために、カメラ、三脚等の機材貸出があればよいのでは?(若い方の興味を惹くこともできる)

・tsumikiはインキュベーション施設として利府町のみならず2市3町圏内で必要不可欠な施設なのではないかと思う。他の市町と一緒に施設を運営する仕組みや姿勢があっても良い。

・今後の運営スタイルが変わった場合、運営資金はどのように賄うのか、心配だ。


15日(水)意見交換会より抜粋


一方15日(水)の会は学生からシニアの方、他の市町から初めて来た方等幅広い層のみなさんにご参加いただきました。世代を越えて愛される施設として認知してもらうにはどうしたらよいか、そもそもの町の地域課題がお話の中に多く出ていました。

・若い人で賑わってほしい施設でもあるが、シニア層にも関われる事があると良い。

・若者、高齢者、子育て世代等の世代別もしくは世代間の交流がある飲み会がもっとあると良いなーと思った(tsumikiの6周年パーティーが楽しかった)。

・わざわざ会いに行きたくなる誰かがいたり、わざわざ行きたくなるコンテンツや仕組みがあるとtsumikiの認知拡大になって良い。

・マンネリが生じないように、館内のレイアウト、装飾、景色等がいつも少しずつ変わると初めての方も入りやすいのでは?

・(地域課題として)若者の転出傾向があり、学生はどうしても進路の選択肢の多い地域に目が行き、移ってしまう。また、事業者、活動者への補助金制度、不動産資源、公共交通の利便性がもっとあると良いかな。

・(この日までtsumikiを)知らなかった。


普段のtsumikiの使い方やtsumikiを知ったタイミング、それぞれの世代や属性によって、いろいろな意見があることが分かりました。また普段顔を合わせる間柄でも改めて時間をつくって同じテーブルに着くことによって、お互いに理解が深まる「tsumiki像」が見えてきたようです。

引き続き、tsumikiに対して「これがあったらいいな」「私だったらこうしたいな」という意見、つぶやきは常時受け付けています。ぜひお近くのスタッフまでお声がけください。


(tsumikiコーディネーター 佐々木将太)



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