■7月19日水曜日
丸森町より丸森CULASTAのスタッフと、丸森町役場商工観光課のみなさんが、視察にいらっしゃいました。
来館されたのは、施設の受託運営を担うマメムギモリノナカ代表の山下久美さん、丸森町役場商工観光課の菊池卓也さん、小野海里さんです。
■丸森CULASTAとは
(丸森CULASTA公式HPより)
町中に眠っている価値を「開き」、「共有し」、「つなぐ」ことで、宮城県丸森町から、世の中に新しい価値を創造していくコンセプトです。
『CULASTA』とは、集合を意味する【cluster】と【蔵】の造語。町の中心部にある有形文化財の「齋理屋敷」の「蔵」を改装し、CULASTA PROJECTの拠点として解放することから始めました。
町全体をCULASTAという概念で、価値をつないでいく。ひとつひとつはまだ小さくとも、町全体で価値を高めることで丸森町のみならず、日本の地域が永続的で影響力のある場になっていくことをCULASTAは目指しています。
丸森CULASTAは、設立から9年になります。
おもに、町内で起業したい方、新規事業を形にしたい方、既存事業を伸ばしたい方を対象にした起業に関するサポートが行われています。
起業支援に加えて、町民同士の交流や気軽なコミュニケーションを通じて、町民の方々が広く関われる、自由度の高い施設づくりを目指したい、というのが視察の目的の一つでした。
利府町役場からは、商工観光課シティセールス係の櫻井係長、竹内主事がtsumikiの成り立ちや機能、取組みを説明しました。丸森町の皆さんからは、施設の設立から現在に至るまでの町民の巻き込み方や、こ・あきない支援の実情についてなど突っ込んだ質問をいただき、和やかな雰囲気のなか有意義な議論が交わされました。
今回は、公共の起業支援施設同士での意見交換が行われました。今後、丸森CULASTAからどのような取り組みが発信されるのか楽しみです。
(tsumikiコーディネーター 佐々木将太)