「こ・あきない市2023夏の陣」開催
小商いのチャレンジャーが並ぶ「こ・あきない市」は、今回で記念すべき20回目の開催となりました。
「商品のクオリティを上げたい!」「もっとスキルアップしたい!」「 小商いにチャレンジしたい!」そんな意欲的な出店者のみなさんと回を重ねています。
今年は記録的な暑さが続くなか、7月29日(土)15時~19時に開催しました。会場は、tsumiki館内とりふレ横丁。両会場あわせて、19店舗が参加し、来場者ものべ550名と多くの方々に足を運んでいただきました。
\出店の様子をご紹介します/
いままでのこ・あきない市は、販売が中心でしたが、今回は手しごとワークショップも実施しました。tsumiki館内では、6つのワークショップが行われました。
◆アトリエIrono-Ha(ボタニーペインティングアート)
ボタニーペインティングとは、天然の葉っぱを画材に張り付け美しく採色を加えたアートです。色とりどりにペインティングされた葉脈が魅力的です。
夏休みに入った子どもたちや多くの方々が興味を持ってワークショップに参加。できあがった自分の作品にみなさん満足されていたようです。
◆iikoiiko(布小物販売、開運鑑定)
布小物を販売しています。自身の子育て経験から、柔らかい2重のハンカチが欲しいと開発したガーゼハンカチ。どれも可愛くて迷ってしまいます。
ワークショップは、「自分を知る」をテーマにした統計学鑑定。楽しみながら生きるヒントをお話しました。
◆紙と包む仕事(ラッピング、クリップづくり)
廃棄される紙や身近なものを使って、美しいデコレーションパーツへと変身させてしまう「紙と包む仕事」さん。SDGsや障碍者雇用など、社会課題と向き合っています。
デコレーションクリップの作り方や使い方の説明を受けて、皆さん興味津々!真剣な眼差しで聞き入っていました。
◆herb&aroma木花(アロマ雑貨、泡ハンドソープづくり)
心と体を癒すハーブとアロマ雑貨を販売している木花(このはな)さん。
泡ハンドソープ、アロマディフューザーづくりのワークショップを行いました。「科学反応で色が変わっていくようすが魔法みたい!」と好評でした。
◆山葡萄工房楽(カゴバック、アクセサリーづくり)
宮城県産の山葡萄の樹皮のみを使用したバッグやアクセサリーを作っています。間近で見ると、樹皮の色合いや光沢がよりよく分かります。
子どもから大人まで、アクセサリー作りに挑戦していました。山葡萄の樹皮を編んでいく工程が楽しそう。
◆工房take(木工雑貨、ピアス製作)
「木、革を身近に感じられる」ことをコンセプトに、作品の制作に取り組んでいます。
ワークショップでは、シンプルな素材を活かした木製のアクセサリーや皮のブレスレットが人気でした。
◆MOANI(マクラメ雑貨)
マクラメ編みで雑貨を製作。この編み方は、元々ヨーロッパの船乗りさんが漁業の網を作っていたことが始まりだそうです。
壁飾りやキーホルダーなど可愛くて目移りしてしまいました。足を止めて、作品について熱心に話を聞くお客さんの姿も。
◆Rees(布ぞうり)
お客様の要望に適うにように、一個一個丁寧に編まれている草履が魅力です。一足一足個性的で違う風合い。どれもかわいい草履です。リピーターや複数買いのお客さんもいらっしゃいました。
◆twinsbake(ヴィーガンスイーツ)
女性はいつまでもキレイで輝いてほしい、そんな想いから乳製品、白砂糖不使用のスイーツやさん。利府エリアで出店できて嬉しいです!と店主のあゆみさん。いつでも笑顔で接客。お客様との会話を大事にしています。
準備したたくさんのベーグルやスイーツは、あっという間になくなってお客さんの手に渡っていきました。
◆K mash(クレープ)
キッチンカー出店は、常に行列のクレープK mashさん。注文を受けてから焼き上げるオリジナルの生地のモチモチクレープが人気です。甘い匂いに誘われてスタッフも思わず、ひとつ購入。うまかったー!
◆LUNACALDOCAFE(ホットサンド)
レモネードバニラアイス添えは、暑い夏にぴったりのドリンク。チーズがたっぷり入ったホットサンドと一緒に。豊富なメニューが好評でした。
◆コチ屋(射的、ヨーヨー釣り)
小学生にして、すでに小商いを実践するコチ店長。
「コチ屋」という屋号でさまざまなイベントに出店しています。今回は射的とヨーヨー釣りで、こ・あきない市を盛り上げてくれました。
子どもの心を虜にした射的。昔子どもだった大人も混ざり合い、最後まで列が続き大盛況でした。
\りふレ横丁もにぎわいました/
こ・あきない市と同時開催の「りふレde夕涼み」。りふレ横丁の店先にいろいろな美味しい屋台が出店しました。
暑い夏はなんといっても、かき氷だよね!
りふレ横丁の広場ではライブも開催!
共催特典として配布した「リフレ横丁ご利用割引券」も大好評で、たくさんの方々にご利用いただきました。コロナ禍を乗り越え「りふレ横丁に賑わいが戻ってきた」とまちづくり利府の赤間社長も嬉しそうでした。
ワークショップと物販が交じり合った今回のこ・あきない市。
お客さんと話しながら皆さん充実した一日だったようです。
これからも、こ・あきないを広げていきたと感じました。
コロナ禍を乗り越えて。これからもみなさまのご活躍をお祈り申し上げます。
(tsumikiコーディネーター 保科千尋、松浦康生、石井宏之)