「利府町フードドライブ」は、NPO法人ふうどばんく東北AGAIN×イオンモール新利府南館×tsumikiの3者連携企画です。
日本では、企業や家庭から年間約 1,927 万トン食品廃棄物が排出されています。
こうした食品廃棄物は「フードロス」と呼ばれ、社会課題のひとつに挙げられています。
これらのフードロスを、必要としている施設や団体、困窮世帯に無償で提供する仕組みを「フードバンク」といいます。フードバンクの提供先には、ひとり親世帯や、障害や病気など、さまざまな問題を抱え「食べること」に困っている生活困窮者がいます。
これらの問題を、地域レベルで解決したい!
そんな想いから生まれた連携プロジェクトが「利府町フードドライブ」です。
【利府町に定着してきたフードドライブ活動】
利府町フードドライブは4年目を迎え、「フードバンク」のこと、「フードドライブ」の仕組み、「子ども食堂」のことを知る方が増えてきました。
2023年冬には、利府町文化交流センターリフノスで「あがいんふゆまつり」を行い、利府町で活動に賛同する個人、団体、事業者が協力する姿が見られました。
【利府町フードドライブの推移】
●2021年度 859.56㎏
●2022年度 1687.773㎏
●2023年度 1068.5㎏(11月まで)
【利府町のフードドライブスポット】
●イオンモール新利府南館
●利府町まち・ひと・しごと創造ステーションtsumiki
「利府町フードドライブ」は、みなさまからのご寄付によりたくさんの食糧が集まっています。食糧の寄付の他、活動に興味をもつ個人や団体が増え、人の活動の輪が利府町で広がっていることが大きな成果といえます。
この活動の輪が広がり、日常生活の中に当たり前にある考えになるよう、これからも広がり続けることを願っています。
(tsumikiコーディネーター 大宮紗妃)