◆「こ・あきない市2024」
日 時:令和6年3月17日(日) 10:00~15:00
会 場:利府町まち・ひと・しごと創造ステーションtsumiki
入 場:無料
来場者:400名
ご来館いただきありがとうございました!
◆みんなで会場づくりからスタート
朝早くから、出店準備。館内の飾りつけも同時進行で行われ、「こ・あきない市」会場が整っていきます。梨棚をイメージした天井部分に、ドライフラワーのharyuuさん、布モノのHello Helloさんが春らしい装飾をしてくださいました。
◆トークイベント~私たちの手でつくる「こ・あきない」
ゲスト:福田仁美さん(カフェpique-nique)
鈴木朝美さん(Bagel&Bread spica)
濱田直樹さん(一般社団法人Granny Rideto)
ホスト:桃生和成(tsumikiディレクター)
販売が始まる前の10時から1時間程度、出店者といっしょに一般の方々20名が参加して、トークイベントを行いました。
tsumikiで行う「こ・あきない市」もだいぶ地域の方々に知っていただけるイベントになってきました。全国的にも様々な形でこのようなマルシェやマーケットが開催されるようになってきています。そのなかで、単に多くの人が集まり物を売り買いするだけでよいのかという疑問もわいてきました。あらためて、イベントの主催者も出店者も、それぞれの小商いの想いが伝わる方法を考えながら、よりよい形をつくっていこうと、意見が交わされました。
◆「カフェpique-nique」のキッチンがそのままtsumiki内に登場!
コーヒーなどのドリンク、サンドイッチ、スープ、そして焼きたての「米粉のワッフル」エトセトラ…。トークゲストの福田さんが経営するお店「pique-nique」の素材にこだわった美味しいカフェメニューが並びました。
◆食品、物品など町内外から小商い実践者、12店舗が集う
自分の手の届く範囲でできること、したいことを仕事にする小商い、どのお店も魅力的。販売開始の11時から15時まで、出店者とお客さんと会話を交わしながら、たくさんの方々にお買い物をお楽しみいただきました。
・pique-nique(ドリンク・米粉のワッフル・サンドイッチ/仙台市)
@pique_nique2023
・YOHAKU DONUTS(ドーナッツ/仙台市)
・Bakeshop Hippo(スコーン/仙台市)
@bakeshop_hippo
・上杉農園樹の下(アップルパイ・ジャム/大郷町)
@uesuginoki2019
・haryuu(ドライフラワー/名取市)
@haryuu_f.1222
・Hello Hello(布モノ/名取市)
@hello.shiho2
・sowaka(海のかけら装身具・オブジェ/石巻市)
@naturegift.sowaka
・つなぐ手つむぐ手プロジェクト(栞づくりワークショップ)
@tsunagute_tsumugute
◆利府町内の出店者をご紹介します。
●利府町刈安染めプロジェクト @rifucho.kariyasuzome.project
かつて利府町にあった刈安染めの文化復元プロジェクトです。歴史を学ぶことに始まり、染の工程や試作品の製作を経て、商品開発、製造、販売までたどりつきました。刈安染めはきれいな梨色?に染まるのが特徴。鮮やかな黄色で町を元気にという思いが込められています。
●ラーゴム珈琲豆店 @lagom__coffee
店主がこだわりの焙煎方法で挽いた新鮮な珈琲豆を販売。珈琲の香りにつつまれ、それぞれの珈琲豆が持つ「豆のチカラ」が伝わっていきました。
●彦雷ハニー工房
踊るキャラクター「彦雷ちゃん」のはちみつは、日本在来種の日本蜜蜂から採蜜した希少な蜜です。利府町内で年1回、独特な採蜜により様々な花の蜜がブレンドされた蜜を「そのまんま」で提供しています。風味豊かで自然な味が人気でした。
◆tsumiki別注ローカルコラボセットが大人気
今回、こ・あきない市のために用意された別注商品。「お菓子のアトリエpeu a peu」の焼き菓子と「Bagel&Bread spica」のベーグルを「Hello Hello」の布に包んで販売しました。
◆ウッドデッキもいい気持ち
天気にも恵まれ外で過ごすのもここちよく、11月に行なった「森のこ・あきない市」から受け継がれた装飾は「こ・市のシンボル」となりました。
木箱に入った本が並べられると、イスに座って子どもや家族連れの方々がくつろぐ様子がみられ微笑ましい。
tsumikiのこ・あきない市は、2024年度も年3回開催される予定です。一歩を踏み出したいという小商いチャレンジャーを応援するとともに、企画する側もいろいろチャレンジしていきたと思っています。次のこ・あきない市もお楽しみに。
(tsumikiチーフコーディネーター 葛西淳子)