毎月第3木曜日、tsumikiを会場に開催される小さなマーケット。
第6回目のもくようマルシェは、ちょと変則で2月22日木曜日に行われました。その様子をtsumikiライター後藤紘弥さんがレポートしました。
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春の花がたくさんお店に並び始める季節。風はちょっと寒いけど、たっぷりの日差しに恵まれたこの日、今回も多くの方々がtsumikiを訪れました。
この日の出店者は4人。
それぞれのブースでは、雑貨販売に加えて、作品づくりのワークショップ(WS)や体験ができます。
・Carlotta(カルロッタ)【レジンアクセサリー作りWS・販売】
・こぎん刺し小物tama【こぎん刺し体験「ミニフレーム」作り・販売]
・手しごと工房ちず【自家製お味噌作り(米麹)WS】
・コモノヤ【あずま袋作りWS・加賀ゆびぬき体験・雑貨販売】
今回は、「コモノヤ」の佐藤満美子さんにいろいろお話を伺いました。
tsumikiのドアを開けてすぐ、正面の委託販売スペース「tsumikiセレクトショップ」には、伝統工芸品「加賀ゆびぬき」が並んでいます。この「ゆびぬき」を作っているのが、コモノヤの佐藤さんです。
「JR利府駅前にあるtsumikiに出店することで、多くの方に目を留めてもらい、もっとゆびぬきのよさを皆さんに伝えたい」と話します。
「高価な伝統工芸品」というイメージのある加賀ゆびぬきですが、裁縫をする時に、実際に指に付けて使うことができます。
もくようマルシェには、通常サイズだけでなく、とんぼ玉サイズのネックレスなど、さまざまなサイズにアレンジしたゆびぬきが並びます。
ワークショップでは「作る過程を楽しんでもらいたい」と、参加者と一緒に世界にひとつだけのゆびぬきを作っていきます。初めての方でも手ぶらで参加でき、模様も自由に選ぶことができます。
「気軽に日常使いできるゆびぬきの新しい魅力を、伝えたい」と笑顔で話す佐藤さんの人柄に、会話もどんどん弾み楽しく体験できます。
佐藤さんは「好きなものを作って好きに並べているだけです」とコモノヤに並ぶ作品を眺めながら、「自分で作ったものを楽しんでもらえることが嬉しいです」と話します。
もくようマルシェでは、ゆびぬきはもちろん、がまぐちやレース小物、可愛らしい布小物もたくさん揃っています!皆さんもぜひいちど手にとってみてください。
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次回のもくようマルシェは3月15日。いつものとおり第3木曜日。
出入り自由。楽しい手しごとのワークショップも待っています。
利府に吹く風もだんだんと暖かくなってくる頃。
お出かけがてら、ぜひtsumikiに足を運んでみてください♪
(tsumikiライター 後藤紘弥)
◆コモノヤさんは、外国人観光客向け「訪東北WEBメディア」TOHOKU365 でも紹介されました。
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