2017年tsumiki最初の催しは、スタッフ企画第1弾として、1月11日手しごとワークショップを開催しました。今回は、消しゴムはんこで自分のロゴマークを作り、名刺に押して交換するという内容です。講師は、tsumikiコーディネーターで版画家の板橋芳理がつとめました。
参加者は、町内外から5人。はじめに、講師と参加者で自己紹介をし、お互いの仕事や趣味を相手に伝えました。実は「自分のロゴマークを考えること」は、自分自身がどういう人物なのか、深く掘り下げる作業になります。
次に自己紹介で「自分を表している」と感じる言葉や形を、できるだけ多く紙に書き出しました。言葉や絵で書きながら、なぜその言葉や形が出てきたのかをみんなで話したり、組み合わせを考えたりする時間になりました。
それぞれマークを決めたら、トレーシングペーパーを使って消しゴムに転写し、彫りの作業に入りました。彫刻刀とデザインナイフで彫りながら、参加者同士おしゃべりにも花が咲き、集中して取り組みながらも、交流の時間となりました。
最後は木の土台にはんこを固定させ、好きな色で名刺に押して完成しました。名刺を交換する時は、少し改まりながらも、プレゼント交換のように場が華やぎました。自分の作ったものを見せることには少し照れた様子も見られましたが、交換した名刺を嬉しそうに眺める姿が印象的でした。
終了後、参加者の多くから「もの作りが楽しかった」と感想をいただきました。みなさんそれぞれ、「tsumikiでやりたいこと」があるようです。もの作りに限らず、tsumikiに集って、やりたいことをどんどん叶えていけたら素敵ですね。今回のロゴマークがなにかのきっかけになったら嬉しいです。
これからもスタッフ企画を開催していきますので、気軽にtsumikiに集ってください。
参加者のみなさん、ありがとうございました。
(文:tsumikiコーディネーター 板橋芳理)