tsumikiと「森のようちえん」のコラボ企画!
2月1日(水)「利府の竹林であそぼう」と題し、スタッフ企画第2弾を開催しました。
案内人は、「森のようちえん虹の森」を運営しているtsumikiスタッフの清水冬音さん。
「森のようちえん」とは、自然を園舎に、子どもたちがのびのびと遊び感じて、自ら考え行動することを大切にしている幼児教育・保育の考え方です。ここでいう「ようちえん」とは、幼稚園だけでなく、自主保育、子育てサークル、自然学校など様々な形を指します(虹の森の文より抜粋)。
未就学児とその保護者を対象にした今回の企画。利府町内外からたくさんの申し込みがありました。
当日は、会場となった「かまたさんちの竹林」に、定員10組(29人)の参加者が集まりました。
遊び場は、かまたさんが「利府の豊富な自然に触れてもらいたい」と、ご自宅をご好意で解放してくれました。到着すると、たき火を焚いて出迎えてくれたかまたさん。暖かいたき火の周りには、自然と人の輪ができました。
みんなで自己紹介をしてから、さっそく竹林の中をおさんぽしました。ずんずん竹林の奥に入っていく子どもたち。見渡す限り、空へと伸びる竹・竹・竹。普段と違う景色に、大人もこ子どもも、新しい発見の連続です。
「いい竹があったら教えてねー」と清水さん。竹コップにちょうどいい太さの竹を選んで、のこぎりで切ります。子どもたちも、大人に手伝ってもらいながら順番に切っていきました。
切った竹を広場へ運んだら、一つひとつ切り出してコップを作りました。飲み口を小刀で削って、なめらかにしたら出来上がり!大人がコップの飲み口削りを頑張っている間、子どもたちは、それぞれ遊びを見つけていました。人気だったのは、松ぼっくり拾い。
夢中で遊んでおなかかすいた頃、たき火でお湯も沸き、差し入れの焼き芋も焼き上がりました!竹コップで暖かい飲み物を飲んでホッと一息。嬉しそうに出来立てアツアツのお芋をほおばる子どもたち。
そして最後にもうひと遊び。かまたさんの秘密基地を見せてもらいました。
楽しかった竹林での冬の森のようちえん。おしまいは、清水さんと絵本の時間。『11ぴきのひっこし』(いわむらかずお・作)を読みました。
普段はおさんぽと遊びを中心に活動する「森のようちえん」。今回は竹を使ったコップ作りで、自然の中からちょっとお裾分けをいただきました。
「日常に戻って竹コップを使ったとき、今日の時間を思い出してもらえたら嬉しいです」と清水さん。子どもたちが自然の中で「やってみたい」「ちょっとこわい」等など、様々なできごとに出会えた素敵な時間になりました。
森のようちえんについて、詳しく知りたくなった方はこちらのHPをご覧ください。
→「森のようちえん虹の森」 http://kurikomans.com/nijinomori/
参加者のみなさん、かまたさん、清水さん、どうもありがとうございました。
(文:tsumikiコーディネーター 板橋芳理)