チャレンジショップLiftingは、りふレ横丁入口の1店舗を、昼の部と夜の部でシェアして営業しています。
将来へのステップアップに向け、実際に営業の経験を積んでいる出店者をご紹介します。
【昼の部】 lunch&coffee M・cafe(エムカフェ)
「利府にカフェをつくりたい!」と動き出した女性たち
M・cafe は、2016年11月りふレ横丁のチャレンジショップ内にオープンしました。利府に暮らす主婦仲間が開いたこのカフェは、「利府でゆっくりできるようなカフェがあればいいなあ」という思いが形となったものです。夜のイメージが強かった横丁に「カフェ」の登場は目新しく映ります。身体に優しい食材といわれる“まごわやさしい”(豆・ごま・わかめ・野菜・魚・しいたけ・芋)を基本に、家族の健康を担う主婦ならではの気遣い・発想がふんだんに盛り込まれたランチを提供。地場のものを積極的に用いて作られるランチは口コミで広まり、お弁当やオードブルも届けています。
もともと、子育て仲間やご近所同士だったという彼女たち。「利府にはお友達と集まったり、おしゃべりをしたり、ゆっくりできるカフェがなかったんです」と店長の高橋美香さんは話します。それぞれが料理やお菓子作りという特技を持っており、「それを眠らせておくのはもったいない。もっとアピールの場を作りたい」と思った高橋さんが仲間に声を掛け、2年ほど前から計画し準備をしていました。食に関する講座に通って知識をつけたり、それをどう活かせるのか研究、工夫したり。一方では活動の場となる良い物件がないかと探していました。利府町内にこだわって探すも、なかなか見つからず諦めかけていた時に、利府町のチャレンジショップの話が舞い込んできました。駅前にあるりふレ横丁の空き店舗を活用し、飲食店の開業・開店を目指している人の支援をするというものです。翌日には、行政・企業・住民による話し合いの場であるRifu-Co-Labo(リフコラボ)のワークショップへ参加。あれよあれよという間に出店が現実のものとなって動き出しました。
構想から約2年。高橋さんは「毎日勉強になることばかりです」と控えめに話しながらも、「自信を持ってアピールできるお店になってきました」と笑顔を見せます。「老若男女問わず、利府の人たちに愛される場になれたら嬉しいですね」。利府を代表するカフェを目指し、夢は大きく膨らみます。
★おすすめ
▲自家製の「醤(ひしお)」が染み込んで、柔らかくジューシーなお肉がメイン食べ応えのあるランチメニュー。野菜たっぷりの副菜やスープも付いてボリューム満点。プレートランチ(コーヒーまたは紅茶付)1,000円
▲手作りスイーツいろいろ。コーヒー、紅茶、ジュースのほか、香り豊かな「ハーブティー」も用意。スイーツと一緒に、ゆっくりカフェタイムを過ごしてみてはいかが。
■営業時間 11:00〜15:00(ラストオーダー 14:00)
■定休日 日曜、祝日、月曜
■TEL 080-8201-5231
■Facebook [M・cafe利府]で検索
■チャレンジショップ Liftingとは
国の「地方創生加速化交付金」を活用した利府町の起業・創業支援事業の一環として「りふレ横丁」の空き店舗を活用し、飲食店の開業・開店を目指している方を支援することを目的として運営しています。