7月6日(土)「こ・あきない市vol.8」にて「相談会」を開催しました。
「こ・あきない市」は、手作りの商品で販売活動をしている人たちを集めたマーケットイベントです。「こ・あきない」には小さな商いをみんなでやる(Co)という意味が込められています。お客さまにイベントを楽しんでもらうことはもちろん、出店者のさらなるレベルアップにつなげ、「小商い」を続けていく力を身につけることを目的に開催しています。
今回のこ・あきない市では、公募で集まった出店者に向けた「相談会」をおこないました。
出店に関する悩みや質問など、専門家のアドバイザーに相談できる企画です。
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アドバイザーとしてお呼びしたのは、各方面でご活躍されている渡邉武海さんと渡邉樹恵子さんのお二人です。
▲渡邉武海さん
有限責任事業組合メディア・ストラータ代表。1973年栃木県生まれ。1998年東北工業大学大学院工学研究科建築学専攻修了。東北工業大学ライフデザイン学部安全安心生活デザイン学科兼任講師、東北電子専門学校インテリア科非常勤講師。2017年〜仙台市産業振興事業団起業ワンストップ事業(「起業・創業なんでも相談DAY」)専門相談員。建築、インテリアデザイン、展覧会、アートプロジェクトなどの分野において、領域を横断しながら企画、空間設計、制作、各種グラフィックデザイン、またそれらのコーディネートなどに携わっている。
▲渡邉樹恵子さん
石巻市生まれ。グラフィックデザイン専門学校を卒業後、仙台→石巻の広告代理店勤務。主にグラフィック、WEBデザイン業務を担当。結婚を機に独立、フリーランスでデザインの仕事に従事する。2015年〜石巻市6次化地産地消センター支援員。2017年合同会社デザインナギ設立。現在は企業の商品開発をディレクションし、ワンストップでパッケージ・販促ツールの納品まで行う。写真を生かしたデザインの提案を得意としている。以前自作のポストカードやアクセサリーを販売していた経験を生かし、ディスプレイ、広報に必要なツール、SNSでの発信方法等のアドバイスも行っている。
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出店者のみなさんには、事前に行なわれた出店者説明会にてアンケートを配り、悩んでいることを具体的に記述してもらいました。
こ・あきない市当日は、そのアンケートをもとに、アドバイザーのお二人が販売時間の合間をみて個別にお話ししながら相談に対するアドバイスを返しました。
▲今回こ・あきない市に初出店の「tyag tyag」さんは、布小物・雑貨を中心に製作しています。「価格設定」や「商品撮影」についての悩み事があり、アドバイザーとの相談で解決のためのヒントや、方向性について意見をもらいました。
▲利府在住で、アクセサリーを製作・販売している「noix noix 〜ノワノワ〜」さん。これまでこ・あきない市にも複数回出店経験があります。
今回参加したきっかけは「相談会があることを魅力に思ったから」。個別の相談では出店時の「ディスプレイ」をどうすればよいかを中心にアドバイザーからのヒントに耳を傾けていました。
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販売時間終了後は公募出店者全体が集まり、相談会をおこないました。
▲アドバイザーから全体の講評、個別の相談で共通する悩み事をピックアップし全体に向けて、アドバイスやよりよくなるためのヒントなどお話してもらいました。
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今後も、こ・あきない市ではお客さまに楽しんでいただけるイベントとしてはもちろん、出店者の方のさらなるレベルアップや支援につながる出店イベントを目指していく予定です。
次回11月16日(土)開催の「こ・あきない市vol.9」。
出店を考えている方、もっとレベルアップしたい方はぜひご参加ください!
募集が始まり次第HPなどで告知していきます。
(tsumiki コーディネーター 佐藤陽友)