山口県町村会の皆さん、ありがとうございました
本州の最西端から―地域づくりのヒントを得にtsumikiへ
7月28日(月)、本州の最西端、山口県から町村会の町長様ら、6名の方がtsumikiにお越しくださいました。
- 和木町長 米本 正明 様(町村会会長)
- 阿武町長 花田 憲彦 様(同副会長)
- 上関町長 西 哲夫 様
- 田布施町長 東 浩二 様
- 平生町長 浅本 邦裕 様
- 山口県町村会事務局長 本多 昭洋 様
視察の目的は、人材の確保や育成、賑わい創出などにおいて、tsumikiが果たす役割を知り、各町の今後の行政運営の参考にするためとのことでした。利府町からはtsumikiスタッフのほか、熊谷大町長、経済産業部部長、商工観光課課長ら7名が出席いたしました。
tsumikiの紹介と質疑応答
まず、商工観光課シティセールス係より、tsumikiの設立経緯や背景、コンセプト、事業内容、これまでの実績などについて説明がありました。これまでtsumikiが果たしてきた役割の一端をご覧いただいたのち、質疑応答の時間へと移りました。
特に印象深かったのは、「町」という同じ単位であっても、利府町と視察に訪れた自治体では人口規模に大きな差があるという点でした。実際、ある町では昨年度に生まれた子どもが2名にとどまったとのことです。人を呼び込み、賑わいを生み出すことを目指す私たちにとっても、深く考えさせられる事例となりました。
時代に即した行政運営へ
熊谷大町長からは、数年前から開始したSNS発信について言及がありました。熊谷町長は利府レッシュ町長というInstagramアカウントの中で、一人のプレーヤーとして役を演じたり踊ったりして、町のPRをしています。最初は戸惑いも大きかったようですが、若者の反響は想像以上に大きいようです。時代の流れや若者の関心を的確に捉える視点を持つことが、行政や公共施設に携わるものにとって大切なのではないかと考えさせられました。
最後に、米本正明・和木町長からは、「行政をより明るく開かれたものとし、若者にとって“働きたい”と思える場にしたい」という感想が述べられました。今回の視察が、各自治体の今後の行政運営に役立てていただければ幸いです。

山口県町村会の皆さん、ありがとうございました!
(tsumikiスタッフ 石井宏之)