「こ・あきない市 朝」
2025年7月26日(土)「こ・あきない市 朝」が開催されました。
朝から30℃を超える気温だったので、開催準備をしながら少し心配をしていましたが、350名を超えるたくさんの方にお越しいただき、盛り上がりのあるイベントとなりました。
BEGINS TALK

販売会の前に1時間ほどのトークイベントを開催しました。
ゲストスピーカーは東松島にある「お菓子のアトリエ peu a peu」の阿部愛純さん。
大人気のお菓子屋さんで、今回のこ・あきない市のゲスト出品者としても参加していただきました。
今回のトークテーマは、「お菓子屋さんの朝時間」。
生活を送る上で避けては通れない朝の過ごし方についてのお話から始まり、時間の使い方から仕事の仕方についてのお話へと。お菓子屋さんとして仕事をしていくための具体的な内容や愛純さんの考え方などをお話いただきました。
その中でも「壊れるまで頑張るのではなく、自分ができる範囲で仕事を行なっていく。無理してるなと感じたらスパッとやり方を変える」というお話が継続的に仕事を続けていくことの重要性を教えてくれる内容で、peu a peuとしての働き方が見えるようでした。
会場にいた人全員にとって、”仕事の頑張り方”を考え直す良い時間となったのではないでしょうか。
また、今回トークイベントの参加者には、「tsumikiドリンクチケット」を配布いたしました。
今年度、tsumikiではWEEKEND CAFEの開催など、絶賛カフェ機能の充実を図っています。ドリンクメニューも、コーヒーやカフェオレのほか、季節限定のいちごソーダやジンジャーエールなどを提供。ぜひとも皆さまのご来館をお待ちしております。
販売会は大盛況

朝のトークイベントが終了し、10時からいよいよ販売会がスタート!
今回は、ゲストとチャレンジャーの合わせて13組が出店しました。
ゲスト出店は、トークイベントでもスピーカーとしてご登壇いただいた「peu a peu」さん、「花叢」さん、「40計画」さん、「珈琲 雪の子」さん、「矢ノ目糀屋」さんの5店舗。パッケージまで丁寧に作られたお菓子や、シロップのたっぷりかかったかき氷、自家焙煎で淹れられたコーヒーフロート、塾成五八みそ、個性的で素敵な生花などを提供していただきました。
商品へのこだわり、お客さんとのコミュニケーションや提供時のサービス精神など、ゲスト出店者の方々が歩んできた仕事への取り組みを直接見ることができて、とても素敵な空間でした。





彩りのある8組のチャレンジ出店者
チャレンジャー出店者の方々は、計8店舗。
アクセサリー雑貨や、ドライフラワー、宿根草、薬膳を取り入れたお菓子のほかに、マッサージや似顔絵、昆虫工作のワークショップなど、ゲストにも負けないくらいのバリエーション豊かな商品が並ぶ様相は、こ・あきない市ならではのもの。会場を見て回っているお客さんたちの楽しげな様子がとても印象的でした。









小商いの実践の場
小商い事業者の実践の場として開催を続けている「こ・あきない市」。26回目となる今回ですが、朝からの暑い天候をものともせず、ひっきりなしにお客さんがいらっしゃって、出店者とお客さんの両方から熱を感じるこ・あきない市でした。
事業者にとって実践の場として、お客さんにとって新たな出会いの場として、関わるすべての人に広がりの生まれる場をこれからも提供できればと思います。
次回の開催予定は秋の「森のこ・あきない市」です。みなさまのご来場をお待ちしております。
(取材・文 tsumiki 吉田音生)