今年の「tsumikiライター塾2017」は、7月23日に編集者・ライターの南陀楼綾繁さんを講師に招き、「リトルプレスの設計図を作るワークショップ」を行いました。集まった参加者が表現したいこと、発信したいことを、南陀楼さんにアドバイスをもらいながら、冊子の設計図を作成。
つづけて9月28日には、その設計図をもとに実際の編集作業を行う「ワーク&相談会」を開催、2人の受講者がリトルプレスづくりに挑戦しました。
出来上がった制作物は、10月15日tsumikiで開催した「こ・あきない市<秋の陣>」で披露しました。
マキノハウスのマキノさんは、「ほぼ月刊カヨウカフェ」(一部100円)を創刊! 出来上がった冊子を前に、「ほぼ徹夜で仕上げて印刷しました。でも、みなさんに手にとっと見ていただき作った甲斐がありました」と、満足気です。
レッドコメットインテリジェンスのサトウさんは、『たぶん じぶん きぶん しんぶん』を刊行。壁新聞タイプのフリーペーパーです。文章もイラストもサトウさん自作で、なかなか味があります。
その他、tsumikiスタッフが関わっている冊子も展示・配布しました
飛び入り参加は、しもごうまちフリーマガジン『ごう』。昨年度のtsumikiライター塾の受講者が、故郷である福島県南会津郡下郷町の仲間と作っているフリーマガジンです。
こ・あきない市の一角に設けられたリトルプレスコーナー。冊子を囲んで話が弾み、いろいろな形で自由に発信できる「リトルプレス」のたのしさ、おもしろさが広がった展示となりました。
■2017年tsumikiライター塾の様子は、こちらからご覧ください
⇒伝える、伝わる「リトルプレス」を作ろう。南陀楼綾繁さんと設計図を描く
http://rifu-tsumiki.jp/topics/archives/1269
⇒ワーク&相談会 設計図から、完成品へ
http://rifu-tsumiki.jp/topics/archives/1642
tsumikiでは、引き続き、リトルプレスを作ってみたいという方のご相談をお受けいたします。お気軽にお声がけください。
(tsumikiチーフコーディネーター 葛西淳子)