ライターの基本の「き」を学ぶライター塾では、ライター・編集者の谷津智里さんを講師に迎え、これまで第1回で「地域を新しい視点」で見直し、第2回には「取材の仕方、記事の書き方」を学んできました。
そして、いよいよ実際に取材を体験し、tsumikiで発行している情報紙「つみきのキモチ」の記事やtsumikiのHPに掲載するレポートを作成します。
取材テーマは、利府町内でカフェやスイーツのお店を起業している人々です。
町内に飛び出した、8人のライターたちの「取材日誌」をご覧ください。
■8月1日(水) 担当:玉川さん・五十嵐さん
取材先:パティスリーカフェ コション(利府町沢乙東)
トップバッターは、玉川さん、五十嵐さんチーム。丹呉さんご夫婦が、2017年11月に開店した「パティスリーカフェ コション」を訪問しました。この日は定休日でしたが快く取材に応じていただき、お店を開業するに至るまでのお話しをお二人にじっくりとインタビューすることができました。
■8月1日(水) 担当:佐藤さん
取材先:マヤナッツカフェDovesNest(利府町青葉台)
閑静な団地内にあるマヤナッツカフェDovesNestは、店集の橘さんの自宅一室を開放しています。ちょっと隠れ家的で居心地良い空間です。花の栽培などを生業としているライターの佐藤さん、庭や植物の話に脱線しながらも、要所を捉えつつ楽しい取材となりました。
■8月3日(金) 担当:赤間さん・櫻井さん
取材先:モラモラカフェ(利府町赤沼字浜田)
ライターの赤間さん、櫻井さんは、ともに利府町にお住まいです。陸前浜田駅付近にオープンした「モラモラカフェ」のことは、とても気になっていたそうです。初めての訪問でしたが、気さくに迎えてくれた店主の末永さんと思いのほか話が盛り上がりました。さてどう記事にまとめようか。
■8月4日(土) 担当:渡邊さん
取材先:レーブ・ド・ルピナス(利府町花園)
地元密着の洋菓子屋さんとして定着している「レーブ・ド・ルピナス」さん。すでに市民ライターとして活動している渡邊さんは、店主の佐藤さんの話を聞き逃さないようノートにメモをしていきます。おみやげに、ルピナスさんおすすめのお菓子も購入して、順調に取材完了です。
■8月4日(土) 担当:大宮さん
取材先:焼処 笑家(利府駅前りふレ横丁)
りふレ横丁にお店を構える「焼処 笑家」のお二人にインタビューしたのは、ときどきお客さんとして来店するという大宮さんです。隠れスイーツメニューがあるかも?というので、急きょ取材してみることにしたのですが、うまく情報を聞き出せたでしょうか。
■8月7日(火) 担当:五十嵐さん
取材先:パティシエ ムー モルモル(利府町沢乙字高島前)
「パティシエ ムー モルモル」を取材したのは、五十嵐さんです。本番の取材の前にお店を訪れ下見するなど事前情報も入手済み。スムーズに取材が進みました。取材に応じてくれたのは、経営企画部長の中島さん。創業以来、店主の右腕となってお店を切り盛りしてきたそうです。
■8月8日(水) 担当:大宮さん・柳沼さん
取材先:パティスリー ハッチ(利府町菅谷台)
最後の取材は、tsumikiセレクトショップ(委託販売)でもお馴染みの「パティスリー ハッチ」です。担当は、大宮さん、柳沼さんチーム。店主の大橋さんの笑顔に迎えられ、緊張もほぐれます。2003年にオープンしてから15年、今日に至るまでお店を継続してきた秘訣はどこにあるのでしょうか。
こうして、それぞれの取材はなんとか無事に終わりました。
さて、皆さんどんな話が聞けたのでしょう。
そして、どんな記事に仕上がるのでしょうか。
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ライター塾の最終回となる8月25日(土)は、受講者が書いた記事を読み合い、講師の谷津さんに添削してもらうことになっています。その様子はまた、レポートします。
●第3回目の講座の様子→伝える記事に仕上げる
(tsumikiチーフコーディネーター 葛西淳子)