今回お話を伺ったのは、2021年からtsumikiを利用し続けているhymycamera(ヒュミュカメラ)の菅原歩実さんです。
屋号にある”hymy”はフィンランド語で「笑顔」という意味。
日常の中でふと写真を見返した時、こんなことがあったね〜と懐かしさを感じたり、その時の気持ちや情景を思い出してはみんなが自然と笑顔になれる、何だか元気が出るぞ!と思ってもらえるような写真を届けられたら…
そんな想いを胸に、多賀城・利府・塩釜・仙台エリアを中心に出張カメラマンとして活動しています。
そんな菅原さんがカメラマンとして活動をはじめたきっかけや普段の仕事の様子、tsumikiを利用し続けている理由についてお話を伺いました。
きっかけは自分の後悔から
松岡:現在の出張カメラマンをする前はどんなお仕事はされていたんですか?
菅原:大手家電量販店でカメラ販売員をしていました。写真を撮るのが好きで、高校・大学時代は友人や部活仲間、サークル仲間とよく撮っていて、プリントしては思い出を共有していました。その頃からカメラに携われる仕事がしたい!と思って、カメラ販売員を志望しました。最新機種に触れられるし、カメラ好きのお客様からカメラの知識を教えていただけるし、売り場仲間と切磋琢磨できるし、カメラについて学ぶには絶好の職場でした。
松岡:そこからカメラマンに転向したきっかけはなんですか?
菅原:実は自分の後悔がきっかけです。子どもの成長はほんと一瞬で、沐浴中のときとか、ミルクをあげているときとか、おむつ替えしているところとか。そういったときの息子の写真がほとんどなくて。撮りたかったな、残しておきたかったなって後悔があるんです。それ以外にも、お出かけをして撮る写真にママだけ写らない。パパと子どもの写真はあるけどママとの写真がないっていうのはよくある話だと思うんです。私は写真を撮るのも好きだし、子ども好きというのもあり、「何か活かせないかな?」と思ったのがカメラマンとしての始まりです。
松岡:実際にカメラマンを始めるときはどのようにスタートしたんですか?
菅原:いきなり「カメラマン始めます!」って感じではなくて、最初は近所にあるフォトスタジオでアシスタントをしながら勉強をしました。カメラマンについてなにも知らなかったので、実践的なところで学びたいと思ったんです。お世話になったところは「カハデルフゲテ フォトスタジオ」という名前で、当初はアシスタントの募集はしてなかったんです。けど、ダメ元で問い合わせをして(笑)。お話を聞いていただいて、アシスタントとして取っていただけたんです。撮影の仕方だけでなく、声がけや話の引き出し方といったコミュニケーションの取り方など、カメラマンとしての技術を一年間勉強させていただきました。

tsumikiの白いカベに一目ぼれ
松岡:カメラマンとして独立してから、tsumikiを知ったのはどういった経緯でしたか?
菅原:独立してからは、その当時仙台とくらべて出張カメラマンがあまりいなかった多賀城・利府・塩釜方面で名前を広めたいと思ってたんです。それで、まずは自宅のある多賀城市内でどこかいいレンタルスペースがないかを探していましたが、ピンとくるところが見つからなくて。周辺でいいところがないかを探すために、Instagramのタグ検索をして、そのときにtsumikiさんと出会いました。
松岡:tsumikiを選んだ決め手と使い続けている理由を教えてください。
菅原:白壁があるのが大きいですね。白壁を使って写真を撮るのが好きなんですよ。「利府にこんな場所があるんだ!」と思ってからはホームページを見てどんな施設なのか調べました。レンタルスペースとしても使えることを知って、利府・塩釜・多賀城でカメラマンをやりたかったから、もうここしかない!と思いました。
使い続ける理由は、白壁があるのはもちろんですが、スペースを充分に使わせていただけるのと、スタッフさんとのやりとりがしやすいのも大きいですね。
松岡:tsumikiを利用することでできるようになったことはありますか?
菅原:自由に使えるスペースがあるおかげで、自分のやってみたい撮影ブースをつくることができるようになりました。具体的には、クリスマスやハロウィンといった季節行事に合わせた撮影会ですね。私がロケーションフォトが好き・得意っていうのもあって家族写真や七五三の写真はよく撮っていたんですけど、良いレンタルスペースが他になく、自分のスタジオもないので、今まではやりたくでもできなかったですね。とてもありがたいです。

未来の話と新たなチャレンジャーへのエール
松岡:菅原さんが作っていきたい写真、撮ってみたい写真があればお聞かせください。
菅原:作っていきたいとは少し違うかもしれないですが、ご家族の成長記録を継続して撮っていきたいです。2020年に初めてお宮参り撮影をした男の子がいるんですけど、毎年撮らせていただいていて、5年目に七五三を撮りに来てくれた時はとても感慨深かったんです。なので、1回限りで終わらないで、継続して撮らせていただけたら嬉しいですね。ありがいことに2022年1月からtsumikiさんで毎月開催しているバースデーフォト撮影会への参加をきっかけにその後も継続して撮影会に来てくださったり、七五三詣りやその先の入学記念の撮影依頼をくださるお客様もたくさんいらっしゃいます。今後もそのようなご家族様が増えていったら嬉しいですし、励みにもなります。
撮ってみたい写真で言えば、ずっと撮らせていただいている子どもたちの成人式の写真ですね。ずっと撮影を続けていった先で成人したときにまた撮らせてもらえたら、これほど嬉しいことはないなって思います。あと10年、15年は続けなきゃですね(笑)
松岡:最後に、自分の屋号を掲げて新たに活動を始める方に向けてアドバイスをお願いします。
菅原:私はhymycameraの名前を付けるのに3カ月かかりました。思いつく単語をワーッとノートに書いて、今見返したら恥ずかしくて言えないようなクサいセリフなんかも思いつき次第全部書いて、すごく悩んで、自分が納得できるのを見つけるまで探しました。これでいいや、っていう中途半端なのは絶対後悔すると思います。

終わりに
取材を経て、普段カメラマンとしてお仕事をする菅原さんとは違った一面を知ることができました。
ダメ元でアシスタントを志願するお話からやりたいことを実現するための行動力がいかに大事かがわかります。成人式まで継続して撮ることを一つの目標としている菅原さん。ぜひ達成を目指して頑張っていただきたいですね。tsumikiも菅原さんの目標を応援しています。
取材へご協力、ありがとうございました!
hymycamera Instagram:@hymy__camera
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(tsumikiスタッフ 松岡颯斗)