こ・あきない塾2019 連続講座
この塾は、利府町の地域資源を活かした小商い(スモールビジネス)による起業・創業を支援するための連続講座です。第3期となる今期は、ビジネスマインドを持つ方々のネットワークを構築します。これから、それぞれが自分のライフスタイルに合った、新しい仕事をつくりだしていきます。
10月16日に行った、第2回講座のテーマは「想いを整理する」
講座当日、4名の受講生がそれぞれ自分の仕事に対する「想い」を抱えてやってきました。
前回の講座で取り組んだワークシートをもとに、それぞれが今の状況や課題を発表して共有しました。
受講生に共通した課題のひとつが、コンセプトメイキング
「この仕事を“なぜやりたいのか”“なんのためにやるのか”を問い、想いを言葉にして整理することが大切です。コンセプトは仕事をするうえでの指針となり、軸となります。」
塾長の桃生和成さんが、さまざまな会社の企業理念やコンセプトをスライドで紹介しました。
「会社の大小に関わらず、理念や行動指針をわかりやすく掲げている事例を集めました。自分がどんなことをなぜやっているのか、伝える言葉を持つことが必要です。商品にもコンセプトが現れます」と桃生さんのレクチャーが続きます。
次に、想いを整理する材料にするため、改めて「事業を始めようと思ったきっかけ」や「誰に何を届けたいか」をワークシートに書き込み、言葉にしてみました。
講座を受けて、受講生からは、
「書き出すことが大事だと実感しました」
「他の受講生の方の考えていることが分かって、共感し参考になることがありました」という感想が。
次回までの宿題は、自分の仕事を説明する文章を作成してくること。
第3回目は、「資源の洗い出しとアイディア出し」をテーマに進みます。
※各回の塾の様子はレポートをご覧ください。
<連続講座>レポート
①10/2(水) 講座:小商いとは
②10/16(水)講座:想いを整理する
③10/30(水)講座:資源の洗い出しとアイディア出し
※11/16(土)実践:「こ・あきない市秋」出店
④11/13(水)講座・ディスカッション:事例に学ぶ
⑤11/27(水)講座・ワーク:小商いを形にする
(tsumikiコーディネータ 板橋芳理)