こ・あきない塾2019 連続講座
この塾は、利府町の地域資源を活かした小商い(スモールビジネス)による起業・創業を支援するための連続講座です。第3期となる今期は、ビジネスマインドを持つ方々のネットワークを構築します。これから、それぞれが自分のライフスタイルに合った、新しい仕事をつくりだしていきます。
第3回講座のテーマは「資源の洗い出しとアイディア出し」
10月30日(水)開催した講座には、4名の受講生が参加しました。
今回のテーマを見て「資源ってなんだろう」と、疑問を持ってやってきた方も。
講座の始めは宿題発表から
テーマに取り組む前に、宿題の発表から始まりました。自分の仕事を説明するコンセプトを短い文章に整理することが宿題です。みなさん自分の想いを文章にすることに苦戦している様子でしたが、「手紙のように伝えてみよう」などと工夫が見られ、お互い意見交換も活発に行われました。
いよいよ、今回のテーマ「資源の洗い出しとアイディア出し」に突入
「小商いに活用できるさまざまなモノやコトは「資源」と考えることができます」。
桃生和成塾長が、資源を組み合わせて事業に活かしている事例として、こ・あきない塾第1期生の鈴木由美子さんを紹介しました。鈴木さんは「御朱走松島」代表としてウォーキングツアーやヨガの企画運営を行っています。
ワークでは、「自分資源」と「地域資源」の2つに分けて洗い出しました。自分と自分の住んでいる地域にどんな資源があるのか、ワークシートの項目に書き込んでいきます。
書き出した資源を発表してみんなでシェア
例えば、この塾を通して知り合った受講生や講師、家族や友人、仕事仲間など、協力者を挙げるだけでも資源となる人物がたくさんいることがわかりました。それぞれ多くの資源を発見でき、これからどう活かすか思考を巡らすことができました。
次回の講座は、多彩な講師陣を招いて相談会を実施します。経験豊富な講師たちも、事業を応援してくれる協力者になり得る「資源」のひとつと捉えることができます。
受講生のみなさんは、資源を見つけること・活かすことを意識し、事業に取り入れる準備ができたのではないでしょうか。
連続講座は、早くも後半を走っていきます。
次回は第4回、ゲスト講師を招いて「事例に学ぶ」をテーマに実施します。
※各回の塾の様子はレポートをご覧ください。
<連続講座>レポート
①10/2 (水)講座:小商いとは
②10/16(水)講座:想いを整理する
③10/30(水)講座:資源の洗い出しとアイディア出し
※11/16(土)実践:「こ・あきない市秋」出店
④11/13(水)講座・ディスカッション:事例に学ぶ
⑤11/27(水)講座・ワーク:小商いを形にする
(tsumikiコーディネータ 板橋芳理)