こ・あきない塾2019 連続講座
この塾は、利府町の地域資源を活かした小商い(スモールビジネス)による起業・創業を支援するための連続講座です。第3期となる今期は、ビジネスマインドを持つ方々のネットワークを構築します。これから、それぞれが自分のライフスタイルに合った、新しい仕事をつくりだしていきます。
tsumikiの恒例イベント「こ・あきない市」に参戦!
11月16日(土)tsumikiを会場に開催したこ・あきない市は、「Co(みんなで)行う小さな商い」という意味が込められたマーケットイベントです。商いを通して新たな価値や人とのつながりが生まれること、また作り手のスキルアップの機会として開催しています。販売時間終了後には、公募で集まった出店者を対象とした相談会を実施しています。
こ・あきない塾の受講生2名が出店。商品販売を実践しました。
■iiko iiko(スタイ・布小物)店主 岩渕有希子さん[利府町]
岩渕さんは、こ・あきない市出店は2回目です。前回販売後の相談会で、アドバイザーから商品数を増やしたほうがよいとアドバイスをもらいました。そこで、「今回は、商品数を3倍に増やしました。前回の経験を活かし課題に取り組めたことは大きな成果でした」と振り返ります。実際に前回に比べ売上も伸びました。
また、こ・あきない塾の中では専門分野の講師に、お客様の好きな組み合わせで作るギフトボックスについて相談していました。「今回はじめて、ギフトボックスを提供することができました。思った以上にお客様から好評で嬉しかったです」と、手応えを感じることができました。
atelier花音(ハーバリウム・リース)店主 菅野有紀子さん[松島町]
菅野さんは「atelier花音」の屋号で、商品販売、ワークショップ、オーダーメイドフラワーと幅広く展開しています。こ・あきない塾では、それぞれの活動を整理し、さらにオリジナリティを打ち出していこうと計画しています。
「塾で学んだことを活かして、商品ラインナップやディスプレイを考えました。当日はたくさんのお客様にゆっくり商品を見ていただくことができました」と話し、実際に出店したことで自分に必要なことが改めて見えてきたといいます。
「たくさんの気づきがありました。今後も塾や個別相談を活用しながら事業を見直して、私にしかできないことを提供していきたいです」
ロゴやリーフレットのブラッシュアップにも取り組んでいきたいと意欲的です。
こ・あきない塾の受講生は、このあと最終回となる第5回目の講座に取り組みます。
※各回の塾の様子はレポートをご覧ください。
<連続講座>レポート
①10/2 (水)講座:小商いとは
②10/16(水)講座:想いを整理する
③10/30(水)講座:資源の洗い出しとアイディア出し
④11/13(水)講座:ディスカッション:事例に学ぶ
※11/16(土)実践:「こ・あきない市2019秋」出店
⑤11/27(水)講座:ワーク:小商いを形にする
(tsumikiコーディネータ 板橋芳理)