こ・あきない塾2019 連続講座
この塾は、利府町の地域資源を活かした小商い(スモールビジネス)による起業・創業を支援するための連続講座です。第3期となる今期は、ビジネスマインドを持つ方々のネットワークを構築します。これから、それぞれが自分のライフスタイルに合った、新しい仕事をつくりだしていきます。
第5回講座のテーマは「小商いを形にする」
11月27日(水)、いよいよ連続講座は最終回を迎えました。
この2ヶ月間走り抜けた受講生は、塾のまとめとなるワークを桃生和成塾長と取り組み、それぞれが目標とする小商いの形を見据えました。
受講生4名がこれまでの講座で得た情報をシェアしました。
前回の相談会で、講師の大津知士さん(WEBデザイン・広報)にWEB発信について相談した受講生から、「SNSで発信するメリットや、発信するときの工夫などを教えてもらいました。SNSの特性を知り、自分に合う発信方法が見つかりました」と共有がありました。
受講生の中には、同じ課題を抱えている人もいます。相談会で得た情報をシェアすることで、4倍の情報を手に入れることができました。一人ひとりの課題に対して意見を出し合い、ディスカッションも活発に行われました。
ワークシートに具体的な目標を記入。そして桃生塾長から、最後の講話。
受講生は、これまでの講座でチャレンジしたことや今後の目標をワークシートに記入しました。
「近くて小さな目標を設定することが大切です。まずは、来年3月までの目標をひとつずつクリアしていきましょう」と桃生塾長。
改めて書き出してみると、こ・あきない市への出店やWEB発信など、それぞれ受講期間にチャレンジしたことがたくさんありました。
桃生塾長は、卒業後を見据えた受講生に「小商いをスケールアップするための6つの項目」としてキーワードを伝えました。最後に、「トライ&エラーを恐れず、人を巻き込みながら事業展開していってください」と受講生にエールを送りました。
午後からは、前回に引き続き相談会を実施しました。
相談会の講師は、大津知士さん(WEBデザイン・広報)、 泉友子さん(店舗経営)、 渡邉樹恵子さん(グラフィックデザイン)、桃生和成塾長(ビジネス開発)の4人。
講師と受講生1対1で、それぞれの専門分野からブランディングについてアドバイスを得ることができました。最後は、4人の講師からも受講生に大きなエールが送られました。
今後は、塾で得た情報や人脈を活かし、それぞれが事業目標をクリアしていきます。
これからが本当のスタート。
渡邊智恵子さんを迎えての公開講座+連続講座5回が終了です。
講座は終了しますが、引き続きスタッフが伴走しながら、それぞれの小商いを育てていきます。
第3期生のみなさんの、さらなる活躍を期待しています!
※各回の塾の様子はレポートをご覧ください。
<連続講座>レポート
①10/2 (水)講座:小商いとは
②10/16(水)講座:想いを整理する
③10/30(水)講座:資源の洗い出しとアイディア出し
④11/13(水)講座・ディスカッション:事例に学ぶ
※11/16(土)実践:「こ・あきない市秋」出店
⑤11/27(水)講座:ワーク:小商いを形にする
(tsumikiコーディネータ 板橋芳理)