GROCERY PAPER PROPUCTS × win_win_win 1DAY POP UP STORE「欲しいもののつくり方」

2025年12月20日(土)クリスマスを目前に控えた日に、デザイナー奥口文結さんと、海洋プラスチックアクセサリーを作るwin_win_winの瀬戸美穂さんが、tsumikiにて1日だけのお店を開きました。

この日は2人のプロダクトのお披露目の日。
2人が直接お店に立ち販売する1DAY POP UP STOREと、「欲しい もの の つくり方」と題したトークセッションが行われました。

2人が出会い、試行錯誤してプロダクトを作っていく様子は以前「チャレンジャー瀬戸美穂さん」のインタビュー記事でご紹介しました(以前の記事はこちら)ので、そちらもあわせてご覧ください。


〇チームでモノを作っていくときの、旗振り役と役割分担の大切さ〇

“グロサリーショップに並んでいるような、お惣菜やお菓子をモチーフにしたアクセサリーを作る。”
奥口さんの提案により決まった、2人で作るプロダクトのテーマです。

今回のように、チームで何かを作っていく際、大切なことが2つあると奥口さんは言います。
「まずは物事をリードしていく“ディレクション”をする人が必要ですね」
「全員横並びで進めていってしまうと、なかなか決まらず進んでいかないということがあります」

「もう一つは、明確に仕事を分担するということ。今回は、私が欲しいものを瀬戸さんに作ってもらうということで、コンセプトを私が決めて、モノづくりの部分は瀬戸さんにおまかせ。その後のパッケージデザインや広報の部分は私が責任をもってやっています」

しっかりと役割分担をして、奥口さんが提案したグロサリーショップに並んでいるような食べ物、「カッサータ」「野菜のゼリーよせ」「ヌガー」「ソルトキャンディー」をイメージした商品を瀬戸さんがアクセサリー作家として形にしています。

瀬戸さんは、「私が今までやってきたレジン作品のスタンダードにはない、質感や色を取り入れるチャレンジをしました。さらに、レジンを流し込む型も、市販のものでちょうどいいものが見つからなかったんです。そこから試行錯誤して自作の型を作りました」

今までにないことをするのは大変でしたか?という質問に、「新しいことに取り組むのはすごく刺激的だったし、打ち合わせで奥口さんに会うのが毎回楽しみでした」と明るく答える姿がとても印象的でした。

「奥口さんが欲しいもの」をテーマにして出来上がった今回のプロダクト。
2人の前向きな気持ちと、役割をしっかり遂行していく姿勢が、今回の素敵なプロダクトの完成に繋がっています。



〇客観視できるチカラ〇

tsumikiには、モノづくりにチャレンジする方から、自分が欲しいもの、作りたいものと、売れるものが違うという相談がよくあります。進行役のtsumikiプロデューサー桃生から「お客様のニーズが自分が作りたいものと合うとは限らない思いますが、そのあたりのバランスについてはどう考えていますか?」という質問がありました。

プロダクトデザインもこなす奥口さんからは「私は、自分のお買い物に立ち返りますね。物を買ったとき、なぜ自分はこれが欲しかったのか因数分解するんです。価格なのか、デザインなのか、物に込められたストーリーなのか。自分に刺さったポイントを解き明かしていけば、他の方にも刺さるはず。自分のことや、欲しいと思った商品を客観視して、作品に生かすことが重要だと思っています」

さらに瀬戸さんからは「主婦なので、どうしても価格にシビアになってしまいます。こんな値段をつけて本当に売れるのだろうかと、悩んでしまう」という率直な意見。

つづけて、「本当に自分が欲しい、これをみんなに知ってほしいと思って作ったものであれば、すぐに売れていかなくてもいいと思うんです。瀬戸さんも、作ることが大好きですよね。そこに海洋プラスチックの問題で社会貢献したいという思いものせています。だからすぐに売れなくても自分の想いや気持ちは満たされてるんじゃないかなと思うんですが、どうですか?」と奥口さん。

「確かに!私はお買い物するときもストーリー性のあるものを好んで選ぶ傾向があります。自分の作品は暮らしの中で無理なく作っているので大量生産もできませんし、今回のプロダクトも、ストーリーも含めて知ってもらい欲しいと思ってくれた方に買ってもらえたらとそれが一番です」

「ゆるがないコンセプトをもち、時には物事を客観視する」

客観的な視点を持つことが大切だという奥口さんからさらにアドバイスが続きます。
「小商いをしていれば、悩み迷うことは誰にでもありますよね。そんな時、しっかりとしたコンセプトを持っているということも大切。売れなくなったり、行き詰まった時、そこに立ち返る。迷った時の指針となるのは、やはりゆるがないコンセプトだと思います」

実際にお仕事としてモノづくりをしている方も多かった参加者のみなさんからは、

・自分のやりたいことを具体化していくときの方法や考え方を知ることができた。
・作品を作っていく上で悩んでいたことのヒントとなる言葉をたくさんいただきました。
・とても学びが多く来てよかった。

などの声をいただき、2人の今回のプロジェクトから学ぶことがとても多かったようです。

そして、トークセッションのあと参加者のみなさんは、2人のお話を聞きながら、POP UP STOREでお買い物を楽しみました。クリスマスや年末年始が近かったため、プレゼントに…と、熱心に選ぶ方もいらっしゃいました。

▲WEEKEND CAFEとのコラボメニューは、プロダクトのモデルになった「カッサータ」


現在はオンラインショップで2人の作品を購入することができますが、今後も機会があれば、イベントなどに参加してこのプロダクトに込めたストーリーを直接お話しながら販売したいと考えているそうです。

奥口さん、瀬戸さん、お忙しいところありがとうございました。

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