9月からスタートした「こ・あきない塾」の塾生が、こ・あきない市で実践
これまで塾生たちは、講座を受講したり、フィールドワークに出かけたり。
平行して塾長やサポート講師と個別相談を重ね、自分の小商いスタイルを確立させながら商品の製作や改善を重ねてきました。
小商いの実践の場として、11月11日(日)に開催したtsumiki恒例のマーケット「こ・あきない市」に、塾生3人が参加しました
柳澤順一郎さん(写真右)と、柳澤泰子さん(写真左)
ご夫婦で営む、お二人の店の屋号は「木昂房 順」。「もっこうぼうじゅん」と読みます。順一郎さんの手製の木製弁当箱と、泰子さんがそれを包む弁当袋を販売しました。
順一郎さんは、「趣味で続けている木工を商いにできないか」と、こ・あきない塾に参加。こ・あきない市での販売を目標に講座を受講、サポート講師による個別相談会を2回受けました。
▲商品として打ち出すために試行錯誤してきた弁当箱。サイズを見直した1段弁当箱が好評で、手応えを感じることができました。
▲個別相談会で出たアドバイスをきっかけに、スマートフォン用スピーカーの制作にもチャレンジ。スピーカーの音を試しているのは、塾1期生の「リッカマーケット」の長牛知可子さん。
泰子さんは縫い物が得意。三角の布の組み合わせがポイントの立体的な弁当袋は、順一郎さんのお母さんとの共同制作。「お弁当」から生まれる家族のストーリーも商品の魅力のひとつです。
「けしゴムはんこ☆tom(トム)」の長谷川智子さん
長谷川さんは、こ・あきない市の初回から毎回継続して出店してきました。こ・あきない塾には、「これまで続けてきたけしゴムはんこの活動を改めて見直す機会にしたい」と参加。講座を受講する中で、家庭と育児とはんこ屋を両立させる日々を振り返り「このままでいいんだ」と再確認し、新たな創作意欲がでてきたといいます。
▲商品のなかには、個別相談会で挙がったアイデアを形にしたものも。つなげて押したり、たくさん押したりできる楽しいはんこを作りました。
▲子育て世代が使いやすいお手頃なはんこや、幅広いリクエストに応えてくれるオーダーはんこが人気です。
『利府のけしゴムはんこ屋さん』として長く続けたい」と長谷川さん。これから先の目標もしっかり見据えています。
塾生たちは、考えていたこと、やりたいことを形にして、まずは販売してみた1日。お客様の反応が直接聞けたことはなによりの収穫でした。3人それぞれ、手応えを感じることができたのではないでしょうか。
今回の経験を胸に、塾は後半へと進みます。
次回のレポートもどうぞお楽しみに。
※各回の塾の様子はレポートをご覧ください。
<公開講座> レポート→★
<連続講座>レポート
①9/27(木) 講座:小商いとは→★
②10/11(木)講座:フィールドワーク:先駆者に学ぶ。→★
③10/25(木)講座・ワーク:小商いをデザインする。→★
※11/11(日)実践:「こ・あきない市秋の陣」出店
④11/28(水)講座・ワーク:小商いを発信する。→★
⑤12/13(木)講座・ワーク:小商いを宣言する。→★
(tsumikiコーディネーター 板橋芳理)